【Pick Up Owner #29】カネエビ|テーマは「温かいおうち」確かな絆で結ばれたふたり

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2023/02/22 20:00

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鐘ヶ江 洸(かねがえ こう)と海老澤 健次(えびさわ けんじ)の仲良し俳優ユニット・カネエビ。「ミュージカル忍たま乱太郎」での共演をきっかけに、2015年から”仲良し”ユニットとして活動をする2人だ。

「人間としては真反対」と自称するもその仲の良さは取材中にも大全開。カネエビとして活動を始めるきっかけや事務所からの独立した現在の活動形態について、さらにはまさかの恋愛トーク(?)も飛び出したインタビューをお届けする。

 

 

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■きっかけは「ミュージカル忍たま乱太郎」

ーーー 本日はよろしくお願いいたします。まずは活動内容やプロフィールなど、お2人それぞれの自己紹介をお願いします。

 

海老澤:
僕は第17回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストがきっかけで芸能活動を始めました。俳優として2008年にスーパー戦隊シリーズ「炎神戦隊ゴーオンジャー」でゴーオンブラック役を演じさせていただいたところから、今も舞台や映像を中心に活動しています。

 

洸くんと一緒に活動するきっかけとなったのは「ミュージカル忍たま乱太郎」シリーズでの共演です。

 

鐘ヶ江:
その「ミュージカル忍たま乱太郎」が僕にとっての東京での俳優デビュー作でした。

 

あの時のえびちゃんは既に芸歴10年ぐらいある大先輩で(笑)もう全部!本当に全部、演劇のイロハからお芝居やダンス、全て教えてくれました。それがカネエビの始まりなんです。

 

鐘ヶ江 洸 (かねがえ こう)

 

ーーー カネエビさんは「ユニット」なんですね。俳優さんでユニット、というのもちょっと珍しいなと。

 

海老澤:
ですよね。もっと人数の多いグループとかは他にもいますけど、2人だけの仲良しユニットというのはいないんじゃないかなと思います。

 

カネエビができたきっかけになったのは、僕がゲストとして出演させていただいた洸くんのバースデーイベントでした。誕生日が一ヶ月違いだった僕とのダブルバースデーイベントにしてくれたんですよ。そこから「もう毎年これやっていこうよ!」って。その流れでカネエビというユニットができて、二人芝居もやりました。

 

その後、数回のイベントののちにカネエビとしては一旦3年ぐらいお休みをいただいて、去年2人の独立を機に活動を再開しました。

 

海老澤 健次 (えびさわ けんじ)

 

ーーー その活動再開のタイミングでBitfanでファンクラブサイトを開設していただいたんですね。休止から再開の経緯をお伺いしても大丈夫でしょうか?

 

海老澤:
喧嘩とかではないですよ!(笑)
ちょうどその時、僕が色々と今後について考えていて。カネエビとしては休止までは考えていなかったんですが洸くんと話し合った結果、一旦休憩しようとなりました。

 

それまでは3、4年連続でやっていたイベントも休止して、それぞれ個別で活動して経験したものを何年後かに持ち寄ってまた一緒にやったら新しいものが生まれるんじゃないか、カネエビというユニットが新しく生まれ変わるために、カネエビという『おうち』を建て替えようって。だからファンの方にも「リフォーム期間に入ります!」ってお伝えしてお休みしたんですよ。

 

たまにあるじゃないですか?解散はしていないけど、個別で活動してからまた集まる…みたいな。そういう形です。一回お互いに離れて距離を置いてみようと…もはや恋愛です(笑)

 

ーーー 恋愛だとしても距離を置いてから3年後の再開はすごい!3年は長いですよ。

 

海老澤:
恋愛だともうソロ活動になっていると思います(笑)でも無事にヨリを戻しまして。
…洸くん、こんな感じでいい?笑

 

鐘ヶ江:
大丈夫です。それでいきましょう。(笑)
いや、だいぶ語弊があるかもだけど(笑)
まず前提として、僕はえびちゃんにすごいリスペクトがあって、忍たま乱太郎で共演させていただいてからプライベートでもご飯に行ったりして、そこでお仕事以外のことも色々話すようになったら…その会話が本当に楽しくて!イベントにもこの楽しさを活かせたらいいなと思ってゆるりと始めたユニットなので、そもそも「解散」っていう発想もあんまりなかったんですよね。

 

 

■より広い視野と経験を求めての独立

ーーー 海老澤さんは1月に沖縄で初の地元公演をされたとか。

 

海老澤:
そうなんです。やっぱり東京での舞台とは全然違うので。今まで経験したことがない環境で演じることができたのはいい刺激になりましたね。普段、帰省で沖縄に帰るのとは全く違った感覚でした。

 

僕の実家って、家の周りが「ザ・沖縄」なサトウキビ畑で。映画で見かけるような、一本道があってその両側にサトウキビがぶわっと生えている感じ。沖縄ではサトウキビのことを「ウージ」と呼ぶんですが、ウージ畑の横にポツンと建っている家なんです。街灯も少ないし、自動販売機なんて歩いて10分はかかります。だから夜中はウージの音しか聞こえないし、空を見れば星がすごい。

 

ラジオをつけても流れるのは沖縄民謡。「涙そうそう」とかじゃなくて、もう本当に地元の、ゆったりした民謡です。天気のいい日にウージが揺れるのを眺めながらそんなラジオを聴くと癒されますね。

本当に気持ちのいい環境で舞台に臨めたのは幸せでした。

 

ーーー 沖縄は舞台の全国ツアーなどでもあまり組み込まれないイメージです。

 

海老澤:
僕も気になって一回聞いてみたことがあるんですよ。やっぱり機材を運ぶのが船便とかになっちゃって、費用も日数もかかるから…ってことだそうです。あの劇団四季さんでさえ、たまに来てくれたと思っても一日だけとかで…移動が大変ならもうちょっと長くやってくれるかと思いきや、本当にその一回だけ、みたいな。

 

伝統芸能がエンターテインメントとして広まっているからか、沖縄では舞台を見るきっかけ自体も少ないんですよね。みんな三線やカチャーシーなどの歌と踊りを通してエンターテインメントには慣れ親しんでいるんですけど、ストレートプレイの舞台を見るという感覚は薄いかもしれません。

 

ーーー 気温はもちろん、文化や人の性格も東京とは全く違いそうです。

 

海老澤:
昨日沖縄から帰ってきたんですが、向こうは16度あったのに都内は6度でしたね…。
沖縄ではローカル番組の生放送にも出させていただいたんですが、出演が決まったのは前日でした(笑)リハーサルも紙一枚を渡されて流れだけ確認したら、もう本番15分前。

 

ーーー 前日に出演決定からの生放送はすごい。

 

海老澤:
ゆるいですよね(笑)進め方からして東京とは違いました。

 

ーーー でも、逆に舞台向きなんじゃないでしょうか?

 

海老澤:
これはまだ洸くんにも話していなかったことなんですが、沖縄の人ってゆったりしているから、セリフもめちゃめちゃゆったり喋るんです。だからもう間延びがすごくて!速度がゆるすぎて、どんどん間が開いていくんです!

 

ーーー それは…シリアスな場面になってしまうと…

 

海老澤:
問題が解決するまでやけに時間がかかります!
みんながまったりゆったりした人ばかりなので、芝居なんだから間を詰めて!っていくら言っても「すぐセリフを言うのは相手に失礼だし、強く言っているように聞こえちゃうから」…いやいやこれ芝居だから!失礼とか強いとかじゃないよ!って(笑)

 

だから僕がどんどんセリフを返していくと、向こうは「早くない?」って遅くしちゃうんです。でも僕は作品の前半部分にしか出ない役どころだったので、そこだけはせめてスピード感を出そうと思って「早めに喋るワークショップ」なんかもしましたし、面白かったですよ。やっぱり普段と全く違う環境での舞台というのは勉強になりました。

 

ーーー まさに沖縄ならではの貴重な体験ですね。次に、活動形態についてお伺いできればと思います。鐘ヶ江さんは現在個人事務所で、海老澤さんはフリーランスとして活動されていますが、この形態となった理由を教えてください。

 

鐘ヶ江:
自分の中の表現の視野を広げたくて…殺陣の振り付けだったりデザインだったり、俳優業をやりつつも、色々なことに挑戦してみたかったんです。なので、もともと所属していた事務所からのお仕事も変わらず受けさせていただいています。チャレンジのために独立させていただいたという形ですね。

 

海老澤:
僕自身はフリーランスになるという考えはあまりなかったんです。デビューから18年間ずっとお世話になっていた事務所でしたし。ただ、だんだん年を重ねてきて、30代半ばになってきた時にもっと色々なところで、色々な経験をしたいなって気持ちが生まれてきたんです。もっと地元の沖縄とも繋がるような活動もしてみたかったし。

 

だったら、動き出すなら今だ!と思いました。
もっと年を取ってから動くより、少しでも早いほうがたくさんのものを見られるはずだと。そこから事務所とは話し合いのうえ、本当に円満に退社させていただいて!

 

やっぱり長く所属した事務所から独立するとなると、揉めたのかな?って心配されてしまいやすいんですが全然そんなこともなく。「フリーになって自分で色々見て、経験がしたいんです」とお伝えして、離れることを決めました。

 

なのでまた何かご縁があったら事務所に所属するということもあり得ると思いますね。そこでしか見られないものもありますから。今はフリーという形だからこそ見られること、経験できることを大事にしたくて、こうしています。

 

ーーー お2人とも挑戦したい、もっと世界を広げたいという思いで現在の活動形態に辿り着かれたのですね。

 

海老澤:
そうですね、やっぱり洸くんとは付き合っている部分もあるので…そこは一緒にね。

 

鐘ヶ江:
ちょっと!(笑)

 

ーーー 「付き合っている」の意味が…(笑)

 

鐘ヶ江:
全然それでいいと思います…。

 

海老澤:
(笑)

 

鐘ヶ江:
もう8年ぐらいずっとえびちゃんとはこんな感じなんですよ。変わらないですね。

 

海老澤:
本当にそう。洸くんがうちに遊びに来てもまず2時間寝るとか、ご飯作るにもオムライスと唐揚げとか。カップルみたいな感じです(笑)

 

 

■えびちゃんがいなかったら乗り越えられなかった

ーーー 今までの活動で、一番壁を感じたことはなんですか。

 

鐘ヶ江:
僕は圧倒的に「ミュージカル忍たま乱太郎」ですよ。上京する前から地元の小劇場だったり、東京や大阪でユニットとして舞台には立たせていただいていましたが…東京に来て、初めて舞台に単独で出演となったのが忍たま乱太郎なんです。僕、オーディションというものを受けたのも忍たま乱太郎が初で。

 

ーーー 初めてのオーディションを突破しての単独初舞台が「ミュージカル忍たま乱太郎」…!?

 

鐘ヶ江:
そうなんです。なのでもう、本当に右も左もわからずにっていうのが一番ぴったりの表現で。とにかくバイトしつつオーディションを受けて、忍たま乱太郎が決まったのは上京して半年ぐらいたったころだったかな。ここをきっかけに色々なお仕事をいただけるようになったんですが、それゆえに壁としてはすごい高さでした。

 

なにしろ、忍たま乱太郎にはアーティストや歌手、お笑い芸人、俳優…それこそえびちゃんみたいなジュノンボーイ、いわゆる「芸能界の人たち」がそこにいたんですよ。僕が福岡で「芸能人だ!」って見ていたような人たちが。受かった時はめちゃめちゃ嬉しかったんですけど、だんだん怖くなってきて。

 

そこを一番支えてくれたのが、「い組」っていうペアの同級生役だったえびちゃんで。焼肉に連れて行ってくれたり、飲みにも行ったりして。芸能のこともですが、メンタル面のことも含めて本当にたくさん話して、サポートしてくれたんです。

 

あの時えびちゃんがいなかったら乗り越えられなかったなって、今では思います。
最初にこの高すぎる壁があったおかげで、それからの8年間は壁があっても結構楽しくやってこれたかもしれない(笑)

 

ーーー 一発目のハードルが高すぎます…。海老澤さんはいかがでしょうか?

 

海老澤:
長くやっているとたくさんありますよ!今だから思える最初の壁としては…事務所に入ったらまず、鼻を折られるっていう作業があって。

 

ーーー 鼻を?

 

海老澤:
色々な人と接する機会があるから、調子に乗らないように、礼儀正しく謙虚にしていなさい、と。だから本当に先輩たちもいつも謙虚でしたし、同時に後輩にはめちゃくちゃ厳しかったですね。先輩が笑っていたから一緒に笑ったら「何笑ってるんだ!」とか(笑)

 

ーーー 体育会系だ!

 

海老澤:
そこからの「炎神戦隊ゴーオンジャー」も壁でしたが、その後。10年ぐらいたってから突然ドラマの撮影でセリフが出てこなくなったんです。何を思ったのか、喋っていても次のセリフが出てこない。それが僕の最大の壁でした。

 

芝居を長くやっていくと余計なことを考え始めてしまうんですよ。周りからどう見えているかを気にして「うまくやらなきゃ」って自分に変なプレッシャーをかけてしまうようになってから、一切セリフが出てこなくなってしまった時期がありました。芝居をすること自体が怖くなってしまって、それがカネエビを一回休止しようとしたタイミングでもあります。

 

今はその壁に一回直面したからこそ、そんなに気にしなくていいと思うようにしています。回復する、というのも自分の考え方次第というか、改めて自分を見つめなおすしかないし。なので今は全然大丈夫。沖縄での舞台も全く緊張せず、自分の世界として楽しむことができました。

 

…この背景だと説得力、ないですかね?
(※編集部注:オンライン取材だったため、海老澤さんはサンリオグッズに囲まれながらの登場)

 

ーーー シリアスなお話をピューロランドで伺っている感じが…。

 

海老澤:
海老澤か「けろけろけろっぴ」かで覚えていただければ。いつか僕も「えびちゃん」って名前のサトウキビをかじってるエビとして、キティちゃんとコラボします!

 

鐘ヶ江:
絶対ないわ!(笑)

 

ーーー では、俳優として活動していく一番のモチベーションはなんですか。

 

鐘ヶ江:
応援してくれる方々ですね。独立してからは特により感じるようになりました。やっぱり僕らの仕事って、僕らだけだと全く成立しないので。まずお客様あってのもので、そこに俳優や演出家の方、照明さんや音響さん、みんなの想いが乗って出来上がるものですから。

 

ベースはあくまでもお客様。そう思えるようになったのが僕の、この5年くらいで一番変わったところかもしれないです。えびちゃんと初めて会った時とかは「こういうお芝居がしたい!こういう表現をしたい!」とか言ってたと思うんですけど。

 

海老澤:
言ってた言ってた(笑)

 

鐘ヶ江:
そうじゃないんですよね。自分の核の部分を大事にしつつも、お客様があってのもの
。今の僕にとって一番のモチベーションになっているのはここです。

 

ーーー 海老澤さんはいかがでしょうか。

 

海老澤:
ファンの方はもちろんなのですが、僕が出た作品を見て影響を受ける人というのが少なからずいるんだなと感じた時があって。作品を見て何か考えさせられた、とか、感動した!明日も頑張ろう!と思えた、とか…そういう一つひとつが、その方の人生に少しでも影響を与えている。見に来てくれた方に何かプラスになることを届けたいし、それをどんどん広げていきたい。それが僕のモチベーションです。

 

ーーー なるほど。本当にお2人とも同じ思いで動かれているのですね。

 

海老澤:
両想いなので…。

 

ーーー そうでした。

 

 

■カップルYouTuber誕生?

ーーー これからやってみたいことや目標はありますか。

 

海老澤:
健やかに2人で頑張りたいですね。…もうカネエビとしてじゃなくて2人の老後みたいな話になっちゃった(笑)

 

鐘ヶ江:
というのは置いておいて!この2人は人としては完全に正反対だと思っているんです。僕は結構生き急ぐタイプで、えびちゃんはしっかりバックアップをしてくれるタイプ、みたいな。そういう部分は多分もう変わらなくて、トークショーを開けば本当にこのノリでずっと喋っているんで(笑)

 

だからトークというのは僕らの強みになるのかなと。二人芝居のような舞台ももちろんいつかまたやりたいんですが、2人が喋るというところに特化したイベントだったり、ラジオだったり。そういう面でのチャレンジはしたいですね。

 

ーーー ラジオは絶対面白いと思います!

 

海老澤:
カップルののろけ話みたいになっちゃいません!?

 

ーーー もうカップルYouTuberチャンネルを始めるしか。

 

鐘ヶ江:
あ、それおもろいかも?

 

海老澤:
「別れようって言ってみた」とか?
たまにはできると思うのでちょっと調整したいですよね。

 

鐘ヶ江:
前向きなんや!?

 

海老澤:
本当のカップルではないけどカップルYouTuber、みたいなチャンネルもあるじゃん。

 

ーーー 俳優界にカップルYouTuberはいないですよ、多分。

 

鐘ヶ江:
いないです!(笑)

 

海老澤:
「共演がきっかけで思いは繋がるか」みたいな(笑)
でも洸くんが話したように、イベントに出ても本当にこのまま喋っているんで。去年バスツアーも初めてさせていただきましたが、今度は2人の共通点である「お酒」に焦点を当てたりしてね。ファンの方からも2人が普通にお酒を飲んでいるところを見てみたいという声もあるんですよ。ファンの方も飲みながらとか!

 

洸くん!ファンのみんなと飲み会がしたいです!

 

鐘ヶ江:
いやいやいや!もうただの飲み会じゃんそれ!

 

海老澤:
でもファンからしたら飲みの席っていうテイストはいいと思うんだよね。だって普段絶対見られないもん。今のご時世、オンライン飲みっていうのもありかもしれないし。僕らが居酒屋で飲みながら、ゲストを呼んでトークするみたいな設定で、とかも面白そう。

 

普通のトークイベントだとゲームコーナーをやったりするけど、そういうのもなし。ただお酒を飲みながら、色々話せるゲストを呼んで喋る。

 

鐘ヶ江:
もうカップルYouTuberチャンネルでやるしかない!

 

海老澤:
そういうのもカネエビだからできることなのかなって。他の人があんまりやっていないようなイベントにも一回挑戦してみるのもアリだなと。

 

ーーー では結論、カップルYouTuberチャンネル誕生ということで…

 

鐘ヶ江:
ですね。

 

海老澤:
その方向で今年は進んでいければと思います!

 

 

■洸くんだったら一緒にやれる

ーーー Bitfanで「KANEEBI OFFICIAL FANCLUB 『 ゆるりとやるよ♪ 』」を開設していただいています。なぜ個人ではなく、ユニットとしてファンクラブを始められたのでしょうか。

 

海老澤:
僕、個人的に自分だけのファンクラブはそんなに興味がないんですよね。だから、カネエビ2人で何かをしようとなった時にファンサイトから始めるというのはいいなと思ったんです。

 

お休みするときに「リフォームする」っていう言い方をしたように、カネエビはひとつの家みたいな場所になってもらいたい。みんなが帰ってこれるような場所をカネエビで作りたくて。

 

個人だと…一人暮らしが嫌なのかもしれないですけど(笑)あんまり得意じゃないから、洸くんだったら一緒にやれるなと。洸くんから、ファンクラブの開設ってどう思う?と提案をいただいて、「2人なら」ということで始めました。

 

鐘ヶ江:
カネエビにはえびちゃんの言う通り「家」っていう言葉がぴったりだと思います。カネエビとしているときはお互いに絶対に気取らないし…もう家にいようがイベントに出ていようが、なんならこの間「ミュージカル忍たま乱太郎」のアフタートークゲストに一緒に出た時も、ちょっと気を抜くとカネエビになっちゃいそうで危なかったし(笑)

 

忍たま乱太郎のメンバーはみんなもう8年、9年の付き合い。その間に大先輩方はキャストが変わったりもしていますし、僕の中ではカネエビは「初心」でもあるんです。そういう場所を、えびちゃんと一緒に作っておきたかったというのが大きいかもしれないですね。

 

ーーー 鐘ヶ江さんは個人でもオンラインサロンや鍵付きのTwitterアカウントを運用されていたりしますよね。

 

鐘ヶ江:
事務所から独立した時に、やってみたいことは全部やろうと思ったんですよ。
独立したからには今までと違う形のことがやりたかったので。先輩にはファンクラブやオンラインサロンをされている方もいらっしゃいましたし、とにかくチャレンジしたかったっていうのがまず一個ありました。

 

僕、色々なことをやっていたいんですよね。最終的にそれがどこかに落ち着くかもしれないし、落ち着かないままかもしれないけど、とにかくやってみたい。挑戦したい。

 

それはえびちゃんと会った当初から変わらないんじゃないかな…。なんでもまずやってみて、失敗もたくさんしたし。えびちゃんはそれを全部知っているからこそ相談もしやすいんです。

 

海老澤:
そう、僕からしたら洸くんはすごい生き急いでるなって思います。

 

ーーー ここまで色々されていると差別化も大変ではないですか?

 

鐘ヶ江:
カネエビFCやオンラインサロンはそこに参加してくださっている方々を想像しながらやっていますね。Twitterの鍵付きアカウントは、鐘ヶ江のこと、なんかちょっと気になるなあという方向けに(笑)

 

海老澤:
Twitterの鍵付きアカウントって何を書いてるの?

 

鐘ヶ江:
ライトなブログみたいな感じかな。よくアツい言葉呟いてます。

 

ーーー フォローリクエストするというちょっとした敷居があるのは手軽でいいですね。鍵付きアカウントって、特別感もありますし。

 

海老澤:
ちょっとこれは…話し合いですよ!鍵付きアカウントなんて。僕に隠し事してる?

 

鐘ヶ江:
違う違う!隠し事なんかしてないよ!(笑)

 

ーーー 浮気調査が始まってしまった…

 

海老澤:
隠すようなことがあるんだと思って…。

 

鐘ヶ江:
隠してるわけじゃないって!

 

ーーー もう海老澤さんからもフォローリクエストを送っていただいて。

 

鐘ヶ江:
全然いいっすよ!

 

海老澤:
僕は意地でも送りません!(笑)

 

 

■一緒にファンクラブをやるなら、2人でやる意味がないと

ーーー ファンクラブでは「交換日記」をされていますよね。なかなか見かけないコンテンツですが、なぜこの形に?

 

鐘ヶ江:
えびちゃんと一緒にファンクラブをやるなら2人がやり取りできるコンテンツがいいなと思って。じゃなきゃわざわざ2人でやる意味がないなって。それを動画にするのか、ラジオにするのか、ブログにするのかは…スケジュールを合わせるのが大変なので、そういう時でもちゃんとコミュニケーションが取れるのは交換日記かなと。それでえびちゃんに交換日記ベースでのブログはどうかなって言ったよね、確か。

 

海老澤:
そうそう。交換日記ってやり取りが見れるっていうところが普通のブログよりすごくいいなと思ったので、僕もそっちがいいなと。

 

鐘ヶ江:
本当はその交換日記にプラスして月に一度くらい配信もできたらいいなと思ってるんですけど、まだまだなので…それはカップルYouTuberチャンネルのほうで。

 

海老澤:
あと鍵アカで!

 

ーーー 鍵アカ運用のカップルYouTuberチャンネルは本気感がすごい(笑)

 

鐘ヶ江:
鍵アカはやばいな(笑)

 

ーーー ファンクラブを始めてみて、ファンの方からの反応や反響は。

 

鐘ヶ江:
カネエビのファンの皆さんがすっごい喜んでくださって!バスツアーでもよく話に出ていましたよ。

 

海老澤:
ファンの皆さん同士でも繋がりがひとつできたよね。みんなが仲良くなれる場所になれたかなと思います。

 

鐘ヶ江:
グループチャットとかは僕らがしたことのなかった部分ですし、もっともっと盛り上がっていったらいいなと思ってます。

 

ーーー 配信やグループチャットの話も出ましたが、Bitfanで今後やってみたいことはありますか?

 

鐘ヶ江:
やっぱり配信かな。2人でね。

 

海老澤:
僕もそれは思うな。

 

鐘ヶ江:
現状同じ場所に集まらないと配信ができないので、スケジュールを合わせるのがなかなか…。ですが、なんとかスケジュールを合わせながら盛り上げていきたいですね。

 

ーーー コラボ配信、みたいな機能の追加、リクエストしておきます!

 

海老澤:
ですよね。もっと人数の多いグループとかは他にもいますけど、2人だけの仲良しユニットというのはいないんじゃないかなと思います。

 

ーーー コラボ配信、みたいな機能の追加、リクエストしておきます!

 

海老澤&鐘ヶ江:
ありがとうございます!!

 

 

■カネエビがみんなの大きくて温かい家になれたら

ーーー 今後の活動で宣伝したいことなどあれば!

 

鐘ヶ江:
2月末からのブルーシャトルプロデュース 「織田信長」という舞台で明智光秀役として、4月には舞台「遙かなる時空の中で3 Ultimate」という作品で、こちらは源九郎義経役で出演させていただきます。さらにカネエビとしてもしっかり頑張っていきます!

 

海老澤:
いくつか決まってはいるんですけど、まだ告知解禁前の作品なんです。僕は洸くんより生き急いでいないので(笑)ゆっくりと色々やっていこうかと。詰め込み過ぎると自分がダメになっちゃう。なので、洸くんのファンとして寄り添っていければと思っています!

 

ーーー では、カネエビのおふたりにとって、ファンの方とはどのような存在ですか?

 

海老澤:
僕はカネエビを「家」と考えているから、「家族」に一番近いかな。綺麗に言おうとすると「宝物」とかなのかもしれないですけど、「もの」じゃないよなって。だから、「家族」かなと思います。

 

鐘ヶ江:
一緒です。僕らがテーマとしているものは温かいおうち、なんですよね。ホッとできる場所というか。だからみんなは「家族」だし、カネエビがみんなの大きくて温かい家になれたらいいなと。

 

ーーー 本日はありがとうございました。最後にファンの方へメッセージをお願いします!

 

鐘ヶ江:
ぜひ僕たちの温かい家に遊びに来ていただけたら嬉しいです。
気軽に来てください!よろしくお願いします!

 

海老澤:
カネエビとしては2人のゆるりとしているところをどんどん見せていきたいですし、共有できる温かい空間を一緒に作っていけたらなと思っています。もうファンのみんなもまとめてカネエビっていう大きなひとつの家です。これからも変わらず、ゆるりと遊びに来てください!

 

 

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■Profile/カネエビ

 

海老澤 健次(えびさわ けんじ)

10月22日生まれ。
第17回ジュノンボーイコンテストで準グランプリを受賞をきっかけに芸能活動をはじめる。主な作品は、炎神戦隊ゴーオンジャー/ゴーオンブラック石原軍平役、ミュージカル忍たま乱太郎、映画「怒り」、TV「刑事7人」など、舞台、映像で活躍中。

●公式 Twitter
@kenjiebisaw1022
●公式 Instagram
@ebisawa_kenji

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【告知】
■トークイベント
『K’s Party 2nd』~あわてんぼうの Happy White Day!!~
日程 : 2023年3月4日(土)
会場 : 歌舞伎町 Sparkle
公式Twitter : https://twitter.com/Ksparty_offical 

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鐘ヶ江 洸(かねがえ こう)

11月28日生まれ。
ミュージカル『忍たま乱太郎』で俳優デビュー。
その後は、高い身体能力を活かし、
舞台やミュージカルを中心に幅広いジャンルで活躍。
現在は、俳優に加え、殺陣振付師としても活動中。

●公式 Twitter
@kokind54
●公式 Instagram
@kokind54

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【告知】
■舞台
『織田信長』
日程 : 
東京公演 2023年2月24日(金)〜27日(月)
大阪公演 2023年3月9日(木)〜12日(日)
会場 : 
東京公演/ナレッジシアター 
大阪公演/ 伝承ホール
公式HP : http://www.blue-shuttle.com/bsp15/

■トークイベント
『K’s Party 2nd』~あわてんぼうの Happy White Day!!~
日程 : 2023年3月4日(土)〜5日(日)
会場 : 歌舞伎町 Sparkle
公式Twitter : https://twitter.com/Ksparty_offical 

■舞台
『遙かなる時空の中で3 Ultimate』
日程 : 2023年4月23日(日)〜30日(日)
会場 : こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ

 

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