【Pick Up Owner #23】渡ケント|「言葉で刺す」音楽家 ー 自分にしかできない表現を追い求めて
「好きな音楽でさえ続けられないのだったら、自分は何者にもなれない」そんな思いから活動を開始し、自らのすべてをさらけ出すように、ありのままを歌い上げるシンガーソングライター・渡ケント。
穏やかなアコースティックサウンドと温かみのあるヴォーカルに包まれた楽曲の根底に流れる熱い反骨心や、言葉を大切にするアーティストでありたいと語る彼から紡ぎ出される表現についてなど、その独自の世界観について探った。
■好きな音楽さえ続けられなかったら、自分は何者にもなれない
ーーー それでは自己紹介をお願いします。
渡ケントと申します。群馬県出身で、音楽家と名乗らせていただいています。
ーーー 『音楽家』として歌で表現をしようと思ったきっかけは。
きっかけは二つあります。まず前提として、僕は大学を卒業したあと、地元の群馬県で就職して働いていました。その当時はまだ全然、音楽をやろうとは思っていなくて。音楽はただただ好きなだけ。音楽を聞くのはもちろん、自分で歌うのも好きでした。中学生の時にアコースティックギターを買って、ちょっと歌いながら弾いてみたりとか。人前に出て歌いたいという気は全くなくて。本当に趣味程度のものです。
高校生になってからは地元のライブハウスに通いはじめましたが、それもライブを「観る側」で、です。そのまま社会人になりましたが、「自分にしかできないことってなんだろう」ということはずっと考えていました。「自分にしかできないこと」を模索していた時期だったんです。
僕の両親は耳が聞こえません。だから、僕自身も小さいころから耳が聞こえない人同士のコミュニティに接する機会がたくさんありました。手話ができるというのもあって、就職先としても福祉関係の職場を選びました。
ーーー 最初から音楽一本で!というわけではなく、就職されているのですね。
そうなんです。
一つ目のきっかけは、その職場で長く働いていくイメージがなかなか持てなかったということ。異動が多い環境だったのもあり、専門的なスキルが身につかないなと思っていたんです。自分がやりたいこと、自分にしかできないこと、そういったものがどうしても積みあがらなくて。「自分がそこで働いている意味があるのか」もわからなくなってしまった。
そこで最初は「社会事業家」じゃないですけど…社会福祉の中で何か新しい事業ができたら面白いんじゃないかみたいなことを考えました。福祉をエンタメっぽくというか、ユーモアがある形で事業をしていらっしゃる方々を見て、自分もそういったことができたらと。
ただ、地元でそういった事業をやっていらっしゃる社長さんや経営者さんに直接会いに行って話を聞いたりする中で、自分にはやり遂げる覚悟がなかったことを痛感しました。この挫折がまず一つ。
そうやって意気消沈しているときに二つ目のきっかけが来ます。たまたま友人とカラオケに行ったら、「めちゃめちゃ歌うまいんだから、何かやってみれば?」と言われて。その時は「いや、自分なんてそんなに歌うまくないし、人前に立つようなレベルじゃないし…」とはなったんですけど。ちょうど挫折して落ち込んでいる時だったのもあり、「もしかしたら人前で歌うこともありなのかな?」なんて。これが二つ目ですね。
とはいえ、いきなり路上ライブ!とかはちょっとハードルが高い。そうしたら、ちょうど当時Instagramに投稿できる動画の尺が15秒から1分になったタイミングだったんです。だったら、スマホで撮ったものをとりあえずアップしてみようかな、となったのが表現をする側になった始まりなんです。
ーーー それまでは普通にリスナーとして音楽が好きだったと。
もっと細かいことを言うと、ちょっとだけバンドをやっていたような時期もありましたね。大学時代に1、2年ぐらい。周りの友達とふわっと始めて、ふわっと自然消滅しちゃった、みたいな感じ。だからほぼリスナーとしてただただライブに行ったりするだけでしたね。ステージに立つイメージは全然なかったです。
ーーー 最初はスマホで手軽に始められたとはいえ、それを続けられた理由は。
直前の軽い挫折というか、自分で福祉の事業を起こして、というのはうまくできなかった。でも、自分の好きなことを続けていく中でお金をもらえるようになったら、自分にストレスなく生きていけるのかなと思って。
なので、タイミングが大きいかもしれないですね。こんなにリスナーとしてめちゃめちゃに好きな音楽すら続けられないとしたら、本当に自分って何者でもないというか。好きなものでさえ続けられないんだったら、本当にどうしようもないじゃないかと。…ちょっと言い過ぎですけど(笑)
本当に好きだったら続けられるだろう、みたいなプレッシャーもちょっとあったりしましたが、歌うのは本当に好きだったので!そこが多分、続けられた理由です。
あとはたまたま、インスタを始めた時期もよかったんだと思います。今でこそ SNS で弾き語りをアップしている方はたくさんいますけど、当時はまだそこまで数がいるわけでもなくて。ありがたい事にフォローしてくれる人も増えていきましたし、コメントをくれる人も少しずつ増えてきて。それはモチベーションにもなっていたとは思いますね。
■「歌で社会を丸っこく」
ーーー 今年、2022年5月に名前をアルファベットの「kento」さんから、今の本名に近いとされる「渡ケント」さんと改名をされました。なにか理由があるのですか。
活動を始めた当初はまだ顔も出していませんでしたし、しっかりアーティスト活動をしていくぞ、と決意していたわけでもなかったので、とりあえずで名前をローマ字にした「kento」としていたんですよ。まだ自分のオリジナル曲を作るつもりもありませんでしたしね。
でも、応援してくださる方が増えていく中で…改めて「自分が本当にやりたいこと」はなんなのかというのをちゃんと考えた時に「カバー曲を歌う」ことと「オリジナル曲を作って表現する」ことには、大きな壁というか、明確な違いがあると気付きました。
やっぱりオリジナル曲を作るには、深く自分と向き合わなくちゃいけないんです。音楽的な知識や技術も必要なことですし、本当に底がないというか…いつまでやってもうまく行った気もしないし。だけどカバー曲は誰かがすでに作った曲なので、気持ち次第というところはあるんですけど、いくらやっても「自分」が認められた気がしないというか。
カバー曲で評価をされても、結局それは他人の曲なんだよなっていう意識が自分の中にはあって。飛び抜けて歌がうまいような自覚もない中で、カバー曲だけをずっとやっていくというのは本当にやりたい目的ではないと考え始めました。
改名した理由は、ここからはちゃんとオリジナル曲を作っていくんだと決意したからなんです。
ーーー 「言葉を大切にするアーティストになりたい」と改名時の配信内でおっしゃっていた通り、リリックビデオやセルフライナーノーツをつけられていたりと、とにかく歌詞、言葉にこだわっていますよね。そこまで歌詞に思いを込める理由とは。
僕は楽器はギターしか弾けないし、曲はパソコンで作っているんですけど、それだって別に経験がすごく長いわけでもない。そもそも楽器を上手に弾くようなタイプでもないと思っていますし、声は多少いいのかもしれないですけど…もう歌唱力だけで勝負できる!みたいなことでもない。
自分がアーティストとして何を武器にできるかと考えた時に、歌詞の世界観だったり「言葉で刺す」ことが自分の強みだと思ったんです。こうやって喋ったりだとか、普段考えていることを言語化…言葉にすることが好きなんです。それをうまく表現に落とし込めたら、自分にしかない強みになるのかなと。
そして「自分はこの活動でどんな事を成し遂げたいのか」みたいな活動コンセプトを考える中で、「歌で社会を丸っこく」という言葉が浮かんできました。
ーーー 「歌で社会を丸っこく」!
それにも理由があって。両親や当事者の方が感じてきた思いというのは想像しきれないのですが。自分としては両親の耳が聞こえないことで、悔しいというかモヤモヤするというか。色々な場面でほんの少し理解があると嬉しいな、とかもう少し寛容であって欲しいなと思うことがありました。
例えばこちらが何の気なしに「うちの両親が耳が聞こえなくて...」と話した際に明らかに表情を変えて「それは大変だったね」と”かわいそうに”みたいな表情で話されたりとか。もちろんその人も悪気がある訳ではないので、仕方ない事なのですが。
また、うちの母親の場合はゆっくり喋ってもらえれば口の形で何を言っているのか読み取れたり、筆談でコミュニケーションが取れるのですが、相手の方が一方的に忙しなく話しかけて話が終わってしまい、母が少し困惑している、みたいな場面も記憶にあります。
これも悪気がある訳ではないですよね。その時のその人の状況が、ものすごく忙しかったのかもしれないし。いずれにしても障害がある人に接した時にどう対応するのがいいのかわからない。もしくは想像できない。みたいな「知らないこと」で傷つけあってしまうことってあると思うんです。
なので、そういう思いを直接的な言葉にはしなくともフレーズに乗せることで、自分の曲に触れた人の中に今までと違う見方が生まれたら嬉しいなと思います。「知らないこと」で傷つけてしまうことが、できるだけなくなるように。そしてそう思える人が、少しでも増えたら理想だなと思います。
自分と違う人に対しての考え方とか、何でもそうなんですけど…「知ること」で「自分とは違うけど、まあいいか」って許せるようになったり。おこがましいようですけど、自分の価値観が詰まった表現、作品に触れることによって、ちょっとずつそれぞれが丸くなっていくような社会になったらいいと思うんです。
それこそが自分のできる表現であり、自分にしかできない表現。かつ、自分がやったほうがいいことなのかなと。だから、明確にそうと書いているわけではないですけど、そういう思いを込めて歌詞を書いています。
あとは自分は容姿が優れているとか、何かに秀でているとか、最初でも言いましたが、飛び抜けて歌が上手いとかそういった事もなくて。自分に自信がある訳でもないんです。”何もない自分”だからこそ、コンプレックスも含めてありのままを自分をさらけ出す事が、自分のできる表現なのかなと思いまして。
そんな自分でも誰かに届く音楽ができるんだ、やってやるんだ!みたいな、反骨心というか「なめんなよ」みたいな思いが表現の根底にはあります。「コンプレックスがあっても、障害があっても、なくても幸せに生きられるし、生きたいし!」みたいな部分が。そんな思いも”歌で社会を丸っこく”に込められた思いでもあります。
ーーー 「でたらめなラブソング」では途中で楽器の音が抜けて、アカペラで声だけになりますよね。「音のない世界で僕は救いになれていますか」という歌詞だけがスっと入ってくる瞬間があります。あえて声だけになるところに、想像の余地を感じました。
ありがとうございます!あの部分はまさにそういうアレンジにしたくて、全部の楽器を抜いて声だけにしたんです。あの曲は両親に対してというか、両親のことを思って作った曲で。
息子の僕が小さいころから歌うことが好きだったりとか、楽器を買ったりだとか、それこそ今やっている音楽だって、両親からしたら音として知る事はないし、何をしているのか分かりづらいと思うんですよ。
でも自分の人生で「歌うこと」を親から否定されたことは一切なくて。音楽をやりたいと言い出しても、反対はされませんでした。両親にはそれをすごく感謝していて。両親のおかげで音楽を好きでい続ける事ができていると思っています。その気持ちを歌詞にしたくて、「音に救われた僕をそのまま愛してくれた 音のない世界で僕は救いになれていますか」という歌詞を思いつきました。
そしてアレンジ面を考えた時に、耳の聞こえない世界、音のない世界がどういうものなのかを「知ってほしい」という思いがあって。歌詞ができた段階で、”音のない世界”というフレーズが耳に残るように。そして声以外の楽器がなくなる事で、”音のない世界”を意識してもらえたらいいなと思い、このアレンジにしました。
ーーー 同じ配信内で「言葉を伝えるなら音楽じゃなくてもいい」という発言をされていたのもちょっと気になったところなんです。なぜ音楽にこだわるのでしょうか。
そこに関してはもう、とにかく「自分が楽しいから」ですね。言葉で伝えるだけだったら別にフォーマットはなんでもいいとは思うんです。けど、やっぱり自分は歌うことが小さいころからずっと好きだったし。何より、どんなことよりも時間をつぎ込んでも苦じゃないというか。
ほとんどの時間を音楽につぎ込んでいてもそれが全然苦ではないので。そういう意味でも自分が一番楽しんでできること、というフォーマットはやっぱり「音楽」なのかなと。
■グループチャットは秘密基地
ーーー ここからはファンクラブ「ケントの部屋」についてもお伺いします。「ケントの部屋」を2020年9月に開設されましたが、なぜファンクラブを始めたのでしょうか。
もともと世の中的にもクローズドな場所がいいよね、みたいな流れがありましたよね。オンラインサロンだとか。そういうのもありましたし、自分はそれまでインスタで週1配信をしながらファンのみなさんとコミュニケーションをとっていたんですけど、コメントが拾いきれなくなっていて。
ありがたい事に一時期急にフォロワーさんが増えた時があって、それまでは結構一人一人の方と濃密にコミュニケーションをとれましたが、新しく来てくださった方のコメントを拾ったり話を振ったりとしていると…今までずっと応援してくださっていた方々に対して、反応しきれなくなって。それをどうしようか考えたり悩んだりが少ししんどいな、と思ってしまった時期がありまして。
それでもう少しクローズドな場で、熱量の高い、ずっと長く応援してくださる方と、なにか一緒に面白いことができたらいいなと考えたのが開設のきっかけですね。
ーーー ありがとうございます。Bitfanではグループチャットも活用していただいていて、「秘密基地っぽい」とおっしゃっていましたよね。
リリース日とかをどこよりも早くここで伝えたりしているんですよ。リリックビデオもプレミア公開のタイミングを一足先に告知するとか。「ここは一緒に盛り上げて欲しいです!」と。普段から応援してくれる方だからこそ、お願いする事もあります。
ファンクラブは一緒に盛り上げていく感を作れる場所でもあるということをすごく意識しているので、いい機能だなと思っています。
あとは…別にインスタとかTwitterにすら載せるまでもないけど、きっと熱量高い方なら喜んでくれるんじゃないかな?みたいな、すごくどうでもいいこともポロっと話したり(笑)、オフショット的な写真や動画を投稿したり。応援してくれる人に”いち早く知らせたい事”と”より近さを感じてもらえるような事”の2つを投稿しています。
ーーー ファンクラブでは月に一度、限定配信をされていますよね。月に一度とはいえ、かなり長いですし、中身もトークはもちろん新曲の公開や弾き語りまで、濃いですよね。負担にはなっていませんか。
それは全然。ずっと週1でインスタ配信を行っていましたし、それも基本的に短くて60分くらいでやっていたので…。
ーーー 毎週短くて、60分!?
だから喋り始めちゃえば全然苦じゃない(笑)逆にもう、週1でやらなくなったおかげで伝えたいことが溜まりすぎているんですよ!弾き語りとかも始めちゃうと、さらに。
限定配信って、インスタみたいにオープンな場とは違ってクローズドな場だからこそ、自分の好きな事を好きなように発信できるし、それを楽しんでくれる人達だけに届けられるじゃないですか。
そこがすごくありがたくて。自分の気持ち的には楽にできていますね。もう楽しくなっちゃって、2時間とか余裕で超えちゃうんですよ(笑)
ーーー 応援してくれるファンのみなさんの呼び方というか、お名前に悩まれていましたが…決まりましたか?
考えていたんですが、”つけない”ことにしました。
チーム一丸となって何かに邁進する…というわけじゃないですよね。「渡ケント」を応援する気持ちは同じでも、一人一人には違う人生があるわけで。まずそれぞれの人生を楽しんで、幸せになってほしいというのが一番にあります。
仮にこの先、僕を応援しないという選択をすることもあるかもしれない。だから、呼び名をつけて囲うようなことはしたくないと思いました。新しく入ってきてくれる方にとっては馴染みやすく、出て行こうとする方にとっても敷居の低い場所にしたいんです。
それに、わざわざ呼び名という形がなくても、応援してくださる方々それぞれの目に見えない思いは十分に伝わっていますから。あえて名前をつける必要はないのかな、と考えて”つけない”と決めました。
ーーー 今後Bitfanを使ってやってみたいこと、計画していることはありますか。
ちょっと社会情勢次第というところもありますが、オフラインで実際にお会いしてっていうイベントはやりたいです。ファンクラブ限定のイベント、やってみたいなと思っています。
■嘘は一切言わない
ーーー 音楽活動をしていくうえで目標にしていることは。
今は改名をしてからオリジナル曲のリリースを重ねている段階なので、そこのクオリティを上げていきたいです。あとは、いろんな土地に行ってライブをすること。生で自分の演奏を聴いていただく機会もどんどん作っていきたいなと思っています。
ーーー いつかは地元のライブハウスに凱旋を。
そうですね。でも(kentoとしての)ファーストワンマンライブは群馬でやったんですよ。高崎のSLOW TIME cafeでやらせていただきました。
ーーー でも高崎のライブハウスと言えば…
club FLEEZ(※)ですよね!僕も高校生のころからとてもよく行っていました。FLEEZでライブ、やりたいですね…。群馬県出身のアーティスト的にはFLEEZでライブするって、ちょっとした目標みたいなところがあるんですよ。あのFLEEZでやったぞ!みたいな。やりたいです!
(※高崎club FLEEZ:前橋で10年営業したあと、2004年に高崎に移転した老舗ライブハウス。群馬県出身アーティストとも縁が深く、過去には布袋寅泰なども出演している。現在は入居先のテナントビルの売却により、移転先が決定するまで一時閉店中)
ーーー 期待しています!これからの活動で宣伝したいことがあれば。
8月10日に「でたらめなラブソング」がリリースされました。9月23日には渋谷の7th Floorと Spotify O-nestの2会場で開催されるPARIS on the City!の企画「秋のパリまつり!」に出演します。
それが今のところ、改名後の初ライブとなる予定です。改名前はライブでカバー曲もやっていたのですが、これからはもうオリジナル曲だけで勝負するつもりです。今後のライブに関しては基本的にオリジナル曲だけでやろうと思っている、その第一歩というか。
僕が本当にやりたいこと、表現したいことを一番に生で見れる場となります。PARIS on the City!はとても仲のいい友人でもあるので、その日はぜひ渋谷にライブを見に来ていただければ嬉しいなと思います!
ーーー 渡さんにとって、ファンのみなさんはどのような存在ですか。
同志、みたいな感じですかね。それぞれがそれぞれの人生を歩んでいるんだけども、自分の音楽とか表現に対して共感をしてくださっている人たちです。支えあっているんだけど、それぞれの人生を歩いている、そんなイメージといったら「同志」なのかなって。
ーーー それでは最後に、同志であるファンのみなさまに向けてメッセージをお願いします。
インスタで発信を始めた時から応援してくださっている方々がとても多いんですよね。更新頻度が滞ってしまったとしても、悩んでしまったとしても、ケントさんのペースでいいですよ、と言ってくれる人しかいないぐらい。それが本当に気持ち的に助かっていて。
その一方で、やっぱり月額をいただいている以上はここに入っている意味を感じていただけるようなコンテンツを用意していきたいなと思っています。みなさんの優しさというか、応援の距離感にとても感謝している分、しっかりとお応えしていきたいです。
自分が他のアーティストさんと違うのは、本当に全部、完全に一人でやっていること。インタビューも歌詞もそうなんですけど、嘘は言いません。自分が思ったことだけを言うようにしているので、どのコンテンツでも純度100%というか、渡ケント100%で発信しています。
自分のアーティスト活動は楽器の音色から言葉、ファンクラブの内容まで、全部自分が考えて自分が作っているので、これからもそこを楽しんでいただけたら嬉しいなと思っています。
■Profile/渡ケント
平成2年9月30日生まれ
音楽家。作詞作曲、編曲、アートワーク、
映像をセルフプロデュースするソロアーティスト。
素朴でアコースティックな楽曲に自身の境遇やコンプレックス等
ありのままをさらけ出した歌詞を乗せて歌う。
2022年5月アーティスト名を"kento"から"渡ケント"に改名
渡 ケント
Instagram: @_watari_kento
YouTube: 渡ケント
Twitter: @_watari_kento
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【告知】
9月23日(金)
秋のパリまつり!
会場:SHIBUYA Spotify O-nest& 7th Floor
チケット販売:https://eplus.jp/sf/detail/3635930001