【Pick Up Owner #12】森田交一|ネガティブさが渦巻く時代に生きるミュージシャンとして、ポジティブな感情をファンと共有したい

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2022/02/04 15:00

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フリー音楽サイト「魔王魂」の創設者にして“中の人”であり、株式会社ジョーカーサウンズ代表取締役社長でもある作曲家、森田交一。作曲数は通算5千曲以上、YouTubeでのチャンネル登録者数は19万人を超え、数多くのクリエイター御用達となっている。


特別な音楽教育は何も受けていないという彼が音楽に目覚めたきっかけや、そこからフリー音楽という活動形態に至った理由、「ネガティブを無くし、ポジティブなものだけを提供したい」と語る自身のファンクラブ「魔王軍」についてなど、その唯一無二の生き方に迫った。


魔王軍 森田交一オフィシャルファンクラブ【魔王魂】 – Bitfan


■これまでの人生の節目節目には必ず音楽がそばにあった

ーーー森田さんの活動について、簡単にご紹介いただければと思います。


フリー音楽家、と名乗るつもりはないのですが、「魔王魂」というサイトにて、私が作曲した音楽素材を無料で提供しています。同時に「株式会社ジョーカーサウンズ」では作曲依頼も受け付けております。現在は私自身への作曲依頼はお受けしてはおらず、自分が本当に書きたい曲を作る、アーティストとしての活動をメインとしています。



ーーー「魔王魂」を拝見させていただきましたが、曲数がとにかく凄い。昔から音楽の教育を受けてこられたのでしょうか。


むしろ音楽には疎い一家でしたね。特に興味もなくて。それが…中学三年生のころにテレビでGLAYを見て、その時流れた「誘惑」と「soul love」に、もう言葉にできないような感動を覚えたんです。「なんだこの4人組は!?」それまで頭の中にロックなんていうスイッチがなかったので、「よし、5人目のGLAYになろう」と決意したんですよ。ちょうどそのころから作曲というものも始めて。楽器は弾けないので、作曲ソフトを使ってポチポチと。当時から今に至るまで、年間100曲以上はずっと書き続けていますね。


その後の高校受験の合格祝いで父にエレキギターを買ってもらってから「バンドを組みたい」「デビューするにはどうしたらいいのか」を本格的に考え始めて、やっと「あ、5人目のGLAYは無理やな。そういうことじゃないな、芸能界って」と気付いたっていう(笑)


ーーー確かに5人目のGLAYは難しい(笑)では、初めて買ったCDもそのあたりですね?


GLAYの「pure soul」というアルバムでした。でも、CDショップに行くのが恥ずかしくて(笑)母に「この、GLAYって人たちのCDが欲しいんだけど」と頼んで買ってきてもらったんです。だからもう「pure soul」はそれこそ擦り切れるまで聞いたし、ギターもずっと練習したのを今でも覚えています。


私は今38歳になりますが、これまでの人生の節目節目には必ず音楽がそばにあったと思っています。音楽がもたらす感動力というか、感情を全て汲み取ってくれるような偉大さというものを最初に感じたのはこの時だったのかもしれないですね。


ーーー特に音楽教育を受けては来られなかったということは、作曲方法なども独学なのですか。


全て独学です。作曲についての入門書のようなものも一切読んだことはありません。例えば、作曲ソフトの楽譜にとりあえず音を入れて「あ、なんかめっちゃ気持ち悪い音だな」と感じる。そもそも「不協和音」という存在を知らなかったので、「これが気持ちいいんだ」「これが気持ち悪いんだ」っていうのを一つずつ辿っていました。


だから、最初は低音を弾くはずのベースでメロディーを弾いていたりして。ドラムという概念もなかったんですよ、なにしろGLAYにはドラムがいなかったので…。「俺の曲には何かが足りない…多分あの『ドッ タン』ってやつやな!」となって、和太鼓を入れてました。「これっぽいと思うんだけど、なんかちゃうねんなぁ…」て思いながら(笑)


高校生のころの曲なんて正直聞けたものじゃない!でも今までずっと一貫しているのは、「俺って天才なんや」ってずっと思いながら曲を書いているということなんです。よく友達とか片思いの女の子とかに「ちょっといい曲できたんだけど聞いてくれへん?」みたいに聞かせてて…今思えば大変なことをしてしまったなと、音痴なのに…(笑)


ーーーある意味音楽の基礎がないからこそ、自由に音を生み出せるんじゃないでしょうか。


ああ、そうかもしれないです。私は結構“ひらめきタイプ”で。作曲の世界では、もともとあった材料を自分なりに解釈して出すタイプと、降りてきたメロディーを書くタイプがいて…解釈タイプは秀才タイプというか、努力をされてきた方々だと思うんです。色々な引き出しがあるのが強い。


でも私は後者で、言うなれば天才タイプ。あまり曲を書くことへの努力はしていないんです。とはいえ5,000曲以上は書いてきているので、人からしたらそこが努力と思えるかもしれないな。この2つのタイプって、ずっとお互いを意識しあっているような気がしますね。



■フリー音楽として出せば、タイアップが自動で取れる

ーーーフリー音楽を始めようとなったきっかけを教えてください。


もとは個人運営でやっていたホームページに音楽を載せていたら、「その曲を使ってもいいですか」と聞かれまして。「私の名前を書いてもらえれば自由に使っていいですよ」というふうにしていたら…偶然、ダウンロードした無料のフリーゲームで私の曲が使われていて。初めて自分の曲が使われているのを聞いて、「あ、こういう世界があったんだな」と。そこからフリー音楽を始めました。


ーーー事務所に所属して、プロの作曲家として活動する道もあったと思いますが。


芸能界に入るべきか入らないべきかっていうのは、長い間考えていて。事務所に入れば色々なバックアップだとか、ファンクラブ運営だとかもやってくれるだろうし、それはそれで楽しいと思うんですけど…自分の意図しない部分で曲を作らなきゃいけなくなることもあるなと。


私は作曲依頼の仕事もこれまでたくさんいただいていますので、あまり良くない作曲依頼も見てきていて。「この曲とこの曲をギリギリ真似た感じで作ってくれ」とか、アーティストとしてはやはり、受け入れがたい部分がありました。


だったら個人で、アーティストとして活動するにはどうしたらいいか。事務所に所属して活動するアーティストさんに何が負けてしまうかといったら、「タイアップ」なんですよね。フリー音楽として出せば、そのタイアップが自動で取れるんです。それがフリー音楽をやっている理由ですね。だからこういう場面で使ってほしい、などのキャプションもあまりつけていません。とにかくどなたでも、自由に使っていただければ。


ーーー確かに、今やYouTubeやInstagram、TikTokとフリー音楽を求めている人は増える一方です。


もともとはフリーゲームとかで使われていることが多かったんですけど、YouTubeがプラットフォームとして成長したのをきっかけに知名度もかなり上がりました。これまではフリーゲームの製作者の方々に「魔王魂だよ」って言ったら「知ってます!あの魔王魂だ!」とはなっていたんですけど、今はもう…不動産屋さんで「家探してるんですけど」って名刺を出すと「もしかして?」となってくださる方がいらっしゃったりして。


この間もバンドでリハーサルスタジオに入ったときに領収書を「株式会社ジョーカーサウンズ」でお願いしたら、受付の方が「あの有名なジョーカーサウンズさんですか!?」って。思わず「いや多分違います」と答えてしまったんですが、よくよく聞いたらうちのことで(笑)嬉しかったですね。




■20年以上の間、音楽をやめようかとなったのは本当に、1ミリもない

ーーーもう20年以上音楽を作られている森田さんですが、音楽をやめたいと思ったことはありますか。


それはないですね。


ーーー即答でしたね。


中学3年生で作曲を始めてから今まで、音楽をやめようかとなったのは本当に、1ミリもないです。いろいろ苦悩はありましたけども。私、最初はギタリストとして始めたんですけどGLAYのTERUさんへの憧れが強すぎて(笑)ボーカルがやりたくなった時期もありまして。けど何せ、私の家が音楽に疎すぎて…カラオケさえも行ったことがなかったんですね。試しに歌を録ってみたらそれはもう、下手で下手で(笑)


ボイストレーニングにも行ったりとか歌の訓練は続けたんですけど、やっぱりそこには越えられない壁があって、途中でギターに戻ったりとか。パートに対する苦悩はありました。こういう「歌はやめとこうか…」みたいなものは過去にはあったんですが、作曲とか音楽自体をやめようという発想には一切ならなかったです。


私にとっては、曲は作っていないと気持ち悪い、くらいのところがありまして。日記を書くよりも曲を書いている方が、その時の自分の記録を残せる気がするんです。だから例えば、「今日、このインタビューで話してすごく楽しかった」という感情も曲にできますし、その曲を後から聞いたら今日の楽しさを思い出せます。逆に言えば、何もないと書けないんですけどね。コロナ禍は本当に出かけることもなく、もちろん誰とも会わないし、本当に…Uber Eatsの曲しか書けなかった(笑)


ーーー作品を作るモチベーションについても伺おうと思っていましたが、モチベーションなどという次元の話ではなさそうな。


曲を書き続けるというところでは、モチベーションは関係ありません。さっきも言った通り、作品を作るきっかけというのは…好きな人ができたとか、友達とどこかに行ったとか、悲しいことがあったとか、そういった日々の出来事が直結しているので。とはいえ、ファンのみんなの応援がものすごく底上げしてくれているというのは感じています。


特にコロナ禍になってからはほとんど外に出ない時期もあったので、すごく暗く落ち込んでいる時期も長かったんですけども。それでもずっと変わらず、ぶれずに応援してくれるファンの方がいるから、今でも新曲を堂々と出せているんだろうなという思いは強いですね。


ーーー活動の中で一番苦しかったと思うことはなんでしょうか。


会社を設立したタイミングで、池袋にタワーマンションを借りていたんです。会社としてある程度アクセスがいいところをと考えたのですが、もちろん家賃は相当高い。


私は双極性障害という持病があるのですが、一時期それがかなり悪化してしまい…曲が書けないというか、起き上がることさえもできなくなっていました。当時は他にスタッフもいなかったものですから、自分で作曲依頼がこなせないと家賃が払えなくなってしまう。そんな状況での闘病生活は本当に辛かったです。


ーーーただ、双極性障害というのはパワーにもなりますよね。


そうなんですよ。起き上がれていると周りが引くぐらいに元気ですし(笑)これまで5,000曲以上を書いてこられたのは、双極性障害のおかげでもあるんだろうなと。うまく自分の特性として付き合っていこうと思っています。



■ファンクラブを作ったことで、自信を持って「君たちは俺のファンだね」と思えるようになった

ーーーフリー音楽だけではなく、アーティストとしての活動も本格化されていますよね。


ジョーカーサウンズでは作曲依頼は本業として引き続きサービスの提供をしていますが、私自身がその業務に携わるのはほとんどなくなりました。依頼を受けているだけでは真の作品を作れない、アーティストとして真剣に活動したいという思いから、YouTubeで音楽を発表するようにしました。「シャイニングスター」という曲もその一部です。



いまやSpotifyやLINE MUSICですぐに音楽を配信できてしまいますし、メジャーアーティストとインディーズとの境目もなくなってきていますよね。もう一段階、活動を次に進めるにはどうしようかなと考えた時に、次はサブスクリプション、つまりファンクラブだなと。


現代は人と人がネットで強く繋がる時代だと思っているので、ファンとアーティスト、ファン同士がより強く結びつくような、仲の良い人のサークルのようなものをアーティストを中心に大規模で作りたいんです。だから一般的なファンクラブではなくて、オンラインサロンじゃないですけど…別にセミナーをするとかではないですが(笑)


ーーーそこでBitfanを選んでいただけたことが光栄です。


ファンクラブを作ろうとして、他のサービスも一通り調べていた時に見つけたのがBitfanでした。自社でサービスを構築するかも迷ったのですが…専門的なエンジニアが何人もいるわけでもないので。例えばクレジットカードの情報管理ひとつにも、個人でやるにはかなりの負担となります。


それでは本来やりたいはずのアーティスト活動に専念できなくなってしまう不安があったので、まず試しに登録をしてみたりして。管理画面もとてもわかりやすかったですし、サイトのデザインやサービス内容に品格を感じたので利用を決めました。


ーーーBitfanはまさに、クリエイターのみなさんが本来の活動に専念できるように、他の部分は全てここで完結できるようにというクリエイターファーストな思いのもと作られているサービス。お役に立てていれば嬉しいですね。ファンクラブを始めて、なにか変わったことはありますか。


Bitfanでファンクラブを作る前と作った後って、生活が一変したというか。これまではクローズドなコミュニケーションというのはやったことがなかったんです。私のYouTubeチャンネル登録者の19万人に対して、生配信なんかで訴えたりとかはしていたんですけど(笑)


ファンクラブを作ってからは、そこに加入してくれた方たちに対しての信頼度がもう、すごいですよ。有料会員じゃなくても、無料でフォローしてくださっている方々も含めて。「この人はほんまにファンなんだ」というのが見えるようになって。自信を持って「君たちは俺のファンだね」と思えるようになったら、活動が大きく変わりました。


その人たちのためにもっとこうしてあげたいとか、グッズを作ろうとか…これまでグッズを作ろうなんて思いもしなかったんですよ。だから2021年はグッズ元年なんです。「作ってもいらないんじゃないかな」「曲を聴いてくれさえすればいいや」と後ろ向きだったんですけど、ファンクラブを作ってからはここにそれを望んでくれる子たちがいるってことに自信が持てて。


ファンの子たちも「ファンクラブに入っているから、自分は森田交一のファンだ」と思えるようになったのか、Twitterとかでも堂々とリプライをくれるようになって。この子たちが自分のファンなんだっていうのを感じられるようになりました。


ファンクラブを作ってから、私のファングッズを持ち寄ってオフ会のようなことをしてくれる子が増えたんです。グッズを持って写真を撮って「#魔王活」って(笑)


ーーー森田さんにとって、ファンとはどのような存在ですか。


これが奇妙な感覚なんですけども、ひとつはチームのように思っていますね。私はリスナーが0人でもずっと曲を書き続けられます、日記みたいなものなので。とはいえ、プロモーションビデオの撮影をして編集してYouTubeで公開して、その再生数が0回だったらアーティスト活動へのモチベーションは保てないかもしれない。


ファンの子たちは私の活動を楽しみにしてくれて、私の一挙一動に毎回反応してくれて、「新曲出します」と言えば「絶対聞きます!」と喜んでくれる。Twitterで「おはよう」と言えばみんなが「おはよう」とリプライを返してくれる。このことにすごく勇気づけられているんです。


私は私で、常にみんなを驚かせたい、楽しませたいと思っているので…ある種恋人のようにも感じています。男性のファンでも女性のファンでも年配の方でも若い方でも、みんな大切な存在です。




■ファンクラブ「魔王軍」にまつわるところでは、ネガティブなものは無し

ーーーファンクラブの内容についても伺っていこうと思います。タイトル「魔王軍」はネットゲームが由来だそうですね。


ネットゲームってチームというか、ギルドが作れますよね。まだネットゲームが出だしたばかりくらいのころにやっていたあるゲーム内で、「魔王軍」というギルドを作ったらめちゃめちゃメンバーが増えてきて!途中で幹部が分裂していったりして…組織の運営って面白いなと思いながらやっていました。


ギルドが大きくなりすぎてしまった結果、私の意見をチャットで打っても中々伝わらないんですよ。なので、ブログを立ち上げてそこに私の考えを書くようになったんです。そのブログのタイトルが「魔王魂」。


時を経て、改めて森田交一ファンクラブを作るぞとなった時にやっぱり「魔王軍」だなと。それならと私からのお知らせ記事を「魔王魂」としました。これは感慨深いものがありましたね。


ーーー多彩なコンテンツも大きな魅力ですよね。部活動システム(※)には驚きました、こんな使い方があるのかと。


まずはファンクラブを開設して、ファンと発信者の関係ができてきた。その次にするべきはファン同士の、中の繋がりをより強力にしないといずれ飽きるだろうなと思っていました。私はYouTubeで曲を無料公開していますから、ファンにならないと聞けない曲というものもないですし…今はそこまでライブ活動ができるご時世でもないので、チケットの先行も強いわけではない。となると、私のファン限定記事に毎月600円出すか?と。


それはおそらく、ノーだろうと。となると、ファン同士でコミュニティを作ってもらったり、ハッシュタグで部活動ができたりしたら楽しいかなと。まずはTwitterのハッシュタグが一番簡単ですし、ファン同士で楽しめるサークル的な場になればいいと思って始めました。


(※:魔王軍 クラブ活動


ーーーアイコンジェネレーター(※)も面白い発想で。


あれは私がJavaScript(ジャバスクリプト)で書いたものなんですが、プログラムなんてやったことがなかったのにできてしまったんですよ、天才すぎて(笑)


(※:魔王軍 有料会員限定コンテンツ アイコン作成


ーーーこれも未経験から独学で作られたんですか!?


そうです。正確に言えば、ジョーカーサウンズの見積りページが一作品目なのでこれは二作目ですね(笑)部活を始めたときにわかったことなんですけど、ハッシュタグって楽しそうな雰囲気なので、特にファンじゃない方も呟いてくれたりするんです。そこをどううまく規制しようかとなりました。


でも、これはBitfanに入っていて月額会員の方だけですというのは…なんというか、魔王軍にまつわるところでは、ネガティブなものは無しにしようと思っていたので。「これはダメ」「あれはダメ」って規制するのではなく、魔王軍じゃない人も私のファンだったら、いやもうファンじゃなくても参加したければOKです、というスタンスにしたんです。


その代わりにファンの子たちはアイコンの枠が魔王軍のカラーである紫になることによって「私はファンクラブ会員だから」という、優越感まではいかないかもしれないですけど、ちょっとした演出をしてあげたいなって。


最初は枠の透過画像をこちらで用意して、それぞれダウンロードしてもらって合成アプリで作ってもらうっていう形で考えたんですけど…「そんなこと、せんな?」と(笑)それだったらアプリを作ってあげたほうがみんな使ってくれるかなと。


作り始めたらもう、アイデアが止まらなくなっちゃって!新曲のリリースが三週間くらい遅れました(笑)


ーーーBitfanの魅力はどんなところでしょうか。


特にいいと思うのは、「有料会員限定」「無料フォロワー限定」のコンテンツが設定できるところです。どれぐらいコミュニケーションをクローズドにするかというのを自分で調節できるのが。それがストアとかにも徹底されていますよね。Bitfanへ会員登録しなくても読める記事も作れるので、区切りをつけられるのが気に入っています。


誰がやっても簡単に記事管理できるのもいいですよね。ブログ感覚でお知らせとかもできるし、専門的な知識がないこぎつねまる(※)に任せても問題なく運用できます。記事とかコンテンツの管理がしやすい。


(※:魔王軍 有料会員限定コンテンツ スタッフこぎつねまるプロフィール紹介


しかも必要な機能はほぼ全部入っているというか。配信もできるし、ストアもあるし。本当にBitfanだけで全部完結できるっていうのがいいですね。質問箱とかもついているじゃないですか。全部あるなと。そのうえアップデートや機能追加のペースも早くて。


ーーーBitfanの一番のコンセンプトを最大限に活用していただいていて、ありがたい限りです…!



■泣きたくなるような気分にさせてくれる、ファンはかけがえのない宝物

ーーー今後、ファンクラブでやってみたいことはありますか。


SHOWROOMを連携してライブをしたいなと。最近バンドの方を再開したんですよ。やっぱりミュージシャンはライブありきと思っている部分もありますから。


ライブには二つあると思っています。ステージに立ってやる、いわゆる有観客ライブと、配信の無観客ライブ。やっぱりステージに立ったほうが面白いんですが、ステージライブというのはガソリン車みたいなもので。これまでもずっと楽しくやってきたし、ノウハウもあるし、ライブ活動に従事している人がたくさんいらっしゃるので既にやりやすい場が出来上がっているけど、これからは電気自動車の時代でもある。


それは無観客の生配信ライブ。絶対に無観客ではなくてもいいんですけど、とにかく生配信ライブになると考えています。どちらかだけではなく、両方でやっていけたらなと。無観客の方はSHOWROOMを使ってBitfanと連携してやりたいですね。


最近、スタジオでドラムとかにもしっかりマイクを立ててテストしたんですけど、結構うまくいって。機材もだいぶ長く悩みましたが、ようやく形になったので…Bitfan発信での配信ライブはしてみたいです。


ーーーSHOWROOMだとアバターも立ちますし、また新しい面白さがありそうです!


楽しそうですよね。そもそもSHOWROOMのことは全然知らなかったんですよ。Bitfanが連携しているというので目にして。でもBitfanが他に連携しているSpotifyとかYouTubeとか、そこのチョイスが私の考えにすごく合っていましたから。めちゃめちゃいい線引きをしてくれているなというラインだったので、それならSHOWROOMもいいんだろうなと思って見てみたら、やっぱりよくて。利用したいと思います。


ーーーファンクラブ以外でも、今後の活動の展望などあればお聞かせください。


こんなご時世なので中々難しいんですけども、フェスをしたくて。バーベキューしながらライブも見れるみたいな。私もバンドとして出たいですし、私のヒット曲を何人かボーカリストを呼んで歌ってもらったりとかもいいですよね。


2021年は長年やりたかったことがかなり実現できた年でした。ホームページのリニューアル、ファンクラブ設立、ベストアルバムのリリース。今って、すごく人の倫理観が変わり出している、ポジティブな感情とネガティブな感情が渦巻いている時代ですよね。そんな中で我々ミュージシャンはポジティブな部分をみんなに共有したいなっていうのをずっと思っていて。


特に私なんかはどこの事務所にも所属していないおかげで、本当に自分が書きたいと思った曲を書きたいタイミングで書けています。本来の意味での芸術活動に邁進できているなと。ただ、2017年ごろは一ヶ月に2曲ぐらいは新曲をリリースしていたんです。なのにこだわりすぎて2021年は新曲を1曲しか出せなくて(笑)



さすがにちょっと色々と時間をかけすぎてしまったなと思っているので、2022年はアーティストとして新曲のリリースだったりとか、ライブ活動に専念したいです。2月には有観客ライブもありますし、無観客ライブも4月から隔月くらいでやれたらと計画しています。


ーーー新曲、期待しています!最後となりましたが、ファンのみなさんにメッセージをお願いします。


TwitterとかYouTubeとかBitfanとか、どこに行ってもあたたかいコメントをたくさんいただいていて、それがとても力になっています。だから私もこれから、ずっとみんなを楽しませられるように、音楽はもちろんですし、部活動みたいな企画をやっていきます。


アーティストの方が「ファンの応援があったからこそ、ここまでやれました」とかってよく言ってるの、テンプレートなのかと思ってたんですけど…あれは本当だったんです。本当にそうで。なんでしょうね、泣きたくなるような気分にさせてくれるというか。ファンのみんなはかけがえのない宝です。


魔王軍 森田交一オフィシャルファンクラブ【魔王魂】 – Bitfan




■森田交一/Profile


作曲家・魔王魂の創設者。株式会社ジョーカーサウンズ代表取締役社長(創業8周年!)

魔王魂は国内最大のフリー音楽サービスで月間PV150万を超えるアクセスがある。  

多くの著名YouTuber・V-Tuberが挿入歌として楽曲を使用。

シャイニングスターや12345、Burning Heart、月と狼、ハルジオンなどが代表作。

2020年にYouTubeシルバークリエイターアワード賞を受賞!

2021年にYouTube公式アーティスト認定!現在チャンネル登録者19万人突破!


国際基準計測によるIQは141

天河水/双極性障害/ADHD

趣味はお笑い鑑賞、酒、ドライブなど


■森田交一のフリー音楽に対する考え方


音楽をフリー(無料)で発表するということは現在の音楽シーンに蔓延した利益や話題性のみを重要視し大人の事情によってゴリ推しで売られていく音楽達と正反対のところにあると私は考えています。

当然アーティストが活動を継続する為に音楽を収益化に結びつけて展開していくことは悪いことではありません。

むしろアーティストが健全に活動を続けるには収益化は絶対に必要だと考えております。

しかし、収益化だけが重要視され『お金を生み出すだけの楽曲』が現代において非常に増えたように感じます。

(当然素晴らしいアーティスト様も多数いらっしゃることは理解しています)

私は音楽作品をフリー(無料)で発表していますが、どの曲も多くの人生経験で得た感動や苦悩、魂の鼓動を作品に芸術として表現してきました。

フリーで音楽を発表するということは誰の指図も受けず、人間一人が感じた感情や体験、教訓を芸術作品として世に送り出す本来のアーティスト(芸術家)の在り方だと私は考えています。

芸術とは人々の進むべき道を指し示すものだと考えて生きてきました。

私も皆さんの心の光になれるような楽曲を書き続けられるよう日々邁進したい次第です。


Twitter:https://twitter.com/koichi_maou

TikTok:https://www.tiktok.com/@koichi_maou

YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCvNnyy0_KxpJegpv3ytVM5Q

魔王魂:https://maou.audio

株式会社ジョーカーサウンズ:https://jokersounds.co.jp

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