【Pick Up Owner #6】AI®︎PEN｜ピンチをチャンスに。コロナ禍で再確認したファンとの絆を糧に進む本格派ダンス＆ヴォーカルグループ
思わず一緒にリズムにのりたくなってしまいそうなキャッチーでファンクなダンスナンバーに乗せて歌い踊る、ダンス＆ヴォーカルグループ、AI®︎PEN（エアペン）。メンバーは数々のダンスコンテストでの優勝経験や有名アーティストとの共演の実績を持つなど、その実力はお墨付きの本格派アーティストだ。
2021年の1月、まさにコロナ禍真っ最中で事務所から独立するという決断を下した理由や、12月に控えたグループ史上最大キャパシティでのライブに向けた意気込みなどを、メンバーのサトシット、RYO、KOCKY、そして事務所在籍時からのマネージャーであり、独立する際に同じ道を選んだO氏に伺った。
■AI®PENを始めたことで、ライブの魅力を知ってしまった
ーーーAI®PENさんが結成されたのは2015年2月。活動が始まった当初のお話をまず伺いたいと思います。
（サトシット）
まず、僕とKOCKYが高校生の頃にダンスコンテストで知り合ったのが始まりです。その時はライバルチームという感じで…コンテストでしか会わないけど、面識はある、みたいな。当時僕がやっていたチームは「エアライブ」、KOCKYのチームは「ペンギン」、どちらも2人組のチームで。それなら、高校卒業前の最後のコンテストには4人で出ようかとなったんです。
ーーーそれは、ライバルとして競っているうちに仲良くなって？
（サトシット）
そうです。どちらのチームもやっていたのは「ロックダンス」というジャンルだったんですが、同じくらいのレベルで競い合える相手というのがなかなか周囲にいなくて。それもあってずっと意識し合っていたので、最後は4人で出ることになりました。そこで仲良くなったのが、4人での活動の始まりです。
「エアライブ」と「ペンギン」で「エアライブプラスペンギン」。高校を卒業してからも「エアライブプラスペンギン」でダンスコンテストに出たりしていく中で、いつの間にか「エアペン」って略されるようになったんですね。
ーーーRYOさんは後から加入されたんですね。
（サトシット）
だんだん…ダンスコンテストに出続けているだけの現状に悩み始めたというか。少しモヤモヤしていたところに、KOCKYが「いっそダンス＆ヴォーカルグループとしてやってみようぜ」って言い出して。
その時RYOは別のダンス＆ヴォーカルグループをやっていたのですが、KOCKYが「歌えるかっこいいやつ知ってるから、呼んでくるよ」と。RYOが加入してくれたことで、5人組になりました。
そこでグループ名を改めて色々考えたんですけど、ずっと「AIRPEN」でやってきたせいでどれもピンと来なくて。「じゃあ、AIRPENにRYOが入ったんだから、『R』にマルつけて、『AI®PEN』だな」みたいな（笑）
ーーーそこからメンバーの変遷を経て、活動拠点を関西から東京へと移されました。
（サトシット）
メンバーがこの3人になったタイミングで一緒に上京しました。2017年の5月くらいですね。上京した当初は3人で一緒に部屋を借りて住んでいたんですよ（笑）だからライブのMCとかはもう、家で喋ってるテンションそのままです。
ーーーライブと言えば、サトシットさんやKOCKYさんはAI®PENとなってから本格的に歌とダンスでのライブ活動を始めたってことですよね。ダンスコンテストとライブではやはり違いますか？
（サトシット）
マイクを持って歌い出したのはAI®PEN結成後ですね。ダンスコンテストとかショーだと、長くても5分くらいしか持ち時間がないんですが…これが自分たちのグループでワンマンライブともなったら、僕らだけを見に来てくださっている方々の前で、長時間自分たちの表現したいパフォーマンスができるわけです。歌って踊るだけじゃなくて、喋ったりも含めて。
今まで知らなかったライブの魅力というものをどんどん感じてしまったので、僕としては正直「もう戻れないなあ」と思っています（笑）やりがいも桁違いですしね。
ーーーサウンド面では最初からディスコサウンドというテイストでいこうと決めていたのでしょうか？
（サトシット）
結成当初はもっとディスコな感じでやっていたんですよ。アフロのウィッグをかぶって、サングラスをかけて。でも、もともと所属していた事務所の社長さんのアドバイスでちょっとファンクっぽさを足したんです。
僕やKOCKYがやっていた「ロックダンス」というのはファンクミュージックやブラックミュージックと関わりが深いジャンルだったので、高校生の頃からよく聞いていました。RYOもオールド寄りのヒップホップダンスをしていたので、そういう音楽に抵抗がないというか、馴染みがあったんですね。
あと、大阪で活動をしていた時に、周りのグループのジャンルがどれも似た雰囲気だったんです。同じようなグループが多い中で差別化を図りたいというのもあって、僕らならではのサウンドを打ち出していきたかったというのがきっかけです。
でも最近はJ-POPっぽい、バラードっぽい曲もあったりして。路上ライブをする機会も増えてきているので、街角で聴こえた時にすんなり耳に入ってきやすい曲にしようとは意識しています。
■事務所から独立したって、AI®PENはできる
ーーー2021年、今年の1月に事務所から独立されましたよね。コロナ禍真っ最中での独立となりましたが、独立して変わった事などはありますか？
（サトシット）
やっぱり、動きやすさの面ですね。やりたいことをすぐに実行に移せるという利点もあるんですけど、実際にライブハウスを借りる作業だったりとか、そこにかかる金銭的な話だとか、リアルな部分にも直面しました。
今までしっかり見ていなかったところに向き合えたことで、一つのイベントを作るということがどれだけ大変だったのか、どれだけマネージャーだけでなく事務所のスタッフの皆が動いてくれていたのかを思い知って。
それはスタッフだけではなくて、わざわざ僕らのライブのために足を運んでくれるファンも同じで。改めて僕らを支えてくれる人たちへの感謝というか、ありがたみを感じられるようになりました。
（KOCKY）
去年がコロナ真っ只中だったのもあって、実は独立してからのほうがライブはできているんじゃないかな？独立後にシングルとMVを作るためのクラウドファンディングにもチャレンジしましたが、これだけ僕らのことを応援してくれる人がいるんだと痛感しました。
額に関わらず、お金を払うってやっぱりすごく勇気がいることじゃないですか。なのにこんなにもたくさんの方が支援をしてくださっているということ…クラウドファンディングにご理解いただけてご支援いただけたこと…言うなればファンの皆さんとの「絆」を再確認できたので、独立という道を選んだことで、コロナ禍というピンチもチャンスに変えて活動できていると思います。
ーーー今後、別の事務所に入る予定はありますか？
（RYO）
事務所に入っているメリットって、コネクションというか…様々な方々と繋がりを持てたりライブ活動のサポートを頂けることだと思っていて。その分チャンスや自分たちの露出も増えますし。けど、逆に制約が増えてしまって動きにくくなる部分もそれ相応に多いんですよね。それ以外のこと、例えばダンスの振り付けだったり、物販のPOPを作ったり、曲の編集をしたりとかっていう部分は自分たちで行っているので、正直今は無理に事務所に所属する必要はないと感じています。
（サトシット）
僕も同じで、今は事務所に入りたいとは考えていません。「自分たちでやった方がいっそ動きやすいんじゃないか？」と思えてしまったんですよね。もともと、事務所で結成されたグループではなかったというのも大きいかもしれないです。
このAI®PENというグループが先にあって、AI®PENをやっていきたいから事務所に入ったという形だったので…独立しても今のAI®PENなら、続けられますからね。
ーーーファンクラブをBitfanで開設していただいたのもコロナ禍と言える時期でしたが、今までのお話を伺っていると「コロナ禍でどうしようもなく…」のようなネガティブさはなく、こんな状況の中でも前向きに進もうとした中での新しいスタートだったのだなと感じましたが、いかがですか。
（マネージャー・O）
当初はホームページをリニューアルしたいと考えていたんです。色々なサービスを比較検討していく中で、ホームページ兼ファンクラブとして同じサービス内で完結できる点に魅力を感じました。別々のサイトに飛ぶよりも手軽に入っていただきやすいですよね。なので、コロナ禍ということは特に関係なく始めさせていただきました。
ーーーBitfanを選んだ決め手は。
（マネージャー・O）
サイトのデザインやレイアウトを自分たちですぐに変えられるというのはいいなと。
自分で操作できて、かつ多機能だった点が決め手です。
■お茶の間に認められたい
ーーー今後、ファンの皆さんに向けてやりたいことはありますか？
（サトシット）
ファンミーティングとか？ファンクラブ会員限定イベントとかやってみたいですよね。あとはこんなご時世なのでちょっとやり辛いんですけど、もっと色々なところに直接ライブをしに行きたいというのはあります。
本当に東京から出られてないので…そろそろ地元の関西で凱旋ライブとかしてみたいなって思っています。行ったことない地域でイベントもしたいし、もっともっと沢山の場所に行って多くの方と出会えるようになりたいですよね。
ーーーやっぱりライブの熱さと楽しさはなかなか動画では伝えきれないものがありますよね。ちなみに、もっと大きい将来の展望もお聞きしていいでしょうか。
（サトシット）
これは…最終目標があるんで、みんなで言いますね（笑）せーの！
（全員）
しゃべくりセブン！！
（サトシット）
もう結成当初からずっと言ってるんです、しゃべくりセブンに出たい。
ーーーしゃべくりセブン！それはまた、意外なところです。
（サトシット）
「アーティストとして目指すのは武道館」だとかも考えてはいて、もちろん目標の１つではあるんですけど、やっぱり全国のお茶の間に認められたいっていうのがあって。僕らのパフォーマンスだけじゃなくて、人間としての部分も見てほしいというか。
アーティストの方でもしゃべくりセブンに出てたりすると、ちょっとそれまでと見方が変わるじゃないですか。なので、いつかしゃべくりセブンのあのスタジオに3人で出られたらなと！
■「楽しかった」だけで終わるのではなく、ずっと記憶に残るようなライブを
ーーーペン友（AI®PENのファン）の皆さんに、それぞれお一人ずつメッセージをお願いします。
（サトシット）
まずはBitfanに登録していただいている皆さん、ありがとうございます！そして、僕らと路上ライブやイベントで出会っていただいた皆さんにも、感謝しています！皆さんがファンクラブに登録したいと思ってもらえるよう、もっともっと活動を頑張っていきます。
（RYO）
いつも応援していただいてありがとうございます！これからも何卒…なんだろう、改めて言うと恥ずかしいな（笑）ペン友の皆さんのおかげで僕らはこうして活動できています。これからも変わらず応援してください！
（KOCKY）
僕たちは「ファンクラブ」というものをやったことがなかったので、Bitfanを始めて、さらには独立して、ファンのみなさんをすごく身近に感じられるようになりました。このBitfanを通してもっと色々なコンテンツを提供していきたいと思っています！ファンクラブならではのコメントももらえて、凄くいい場になれているなと感じているので、これからもどんどん充実させていきます。
なので、今ファンクラブに入会してくださっている皆には引き続き楽しみにしていてほしいですし、まだ登録されていない方にも登録して損はさせません！ぜひ登録してくださいね。
ーーー最後になりますが、12月18日、19日に控えた代官山UNITでのワンマンライブ「UNTITLED」に向けての意気込みをお願いします！
（サトシット）
代官山UNITでのライブは本当は去年の8月に予定していたのですが、残念ながら中止となってしまいました。今回は2日間にわたってのリベンジ公演という形になっています。僕らとしては、中止になってしまった去年の分の思いも込めてステージに立ちたいと思っています。
グループ史上で最大規模のキャパシティの会場でもあるので、それ相応に気合を入れていきます！2日間あるのでセットリストも変えますし、新曲もその日に初披露しますよ。
（RYO）
なかなかストリートライブもやりにくくて悔しい時間を過ごしてきたんですが、こうやって大きなライブができるということは僕らとしても単純にとても楽しみです！ファンの皆さんと一緒に楽しい時間を過ごせるよう、大きなライブハウスならではの演出も着々と準備を進めているので期待していてくださいね。
「楽しかった」だけで終わるのではなく、ずっと記憶に残るようなライブにしたいと思っています。これからも応援したいなと思っていただけるよう、頑張ります！
（KOCKY）
去年のライブが開催できないとなった時にファンの皆さんがすごく残念な顔をしていたのを覚えているんです。今年リベンジができるのも、ずっと応援して支えてくださった皆さんのおかげ。感謝の気持ちも込めた2日間にしたいです。
今回のライブで初披露する新曲は僕が初めて作詞作曲を全部担当します。映像もフライヤーも全部メンバーで制作するし、一から全てを自分たちで作り上げるステージになります。中止になってしまった分も糧にしてというか、AI®PENとしてより一皮むけたライブを約束しますので、楽しみにしていてほしいです！
■AI®︎PEN／PROFILE
サトシット、RYO、KOCKYからなる３人組ダンス&ボーカルグループ「AI®︎PEN」
ダンスコンテスト日本一や有名アーティストのバックダンサー経験などを持つ筋金入りのダンスパフォーマンスと懐かしくもどこかキャッチーで心に響く楽曲で幅広い世代から支持を集める。
■オフィシャルHP：https://airpen-disco.bitfan.id/
■公式Twitter：https://twitter.com/airpen_info
■YouTube：https://www.youtube.com/channel/UCvJlJInWjdakXZiehCpSwzw
■公式Instagram：https://www.instagram.com/airpen_info/
＝＝＝＝Live Information＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
今年末、エアペン史上最大キャパシティでのワンマンライブを2daysにて開催！
日程：2021年12月18日(土)、19日(日)
場所：代官山UNIT
時間：OPEN 15:30 / START 16:15
詳細：https://airpen-disco.bitfan.id/contents/menu/8222
昨年開催予定だった代官山UNITでのワンマンライブ。
コロナ禍によりやむを得ず中止したライブを今年は2daysでリベンジの開催が決定！
チケットはファンクラブ、ライブポケット、手売りで販売中！
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