【Pick Up Owner #45】LokuRok|僕らは「ひとつ屋根の下」

Be independent!

2025/12/26 12:00

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2020年11月14日に結成された2人組ダンス&ボーカルユニット・LokuRok(ロクロク)。

すでに知り合ってから15年近く(!)という2人が現在の活動に辿り着くまでの経緯や、事務所から独立したこれからの展望、さらには11月に開設したばかりのファンクラブでやってみたい野望などを訊いた。

 

LokuRok / ロクロク OFFICIAL WEBSITE - Bitfan

 

 

 

■自分たちで駒を進めて何かを作り上げることに憧れがあった

ーーー それではまず、自己紹介からお願いします。

 

中島:

LokuRokの中島来弥(なかじま らいや)です!1999年1月24日生まれの26歳、もうすぐ27歳です。メンバーカラーは青で、歌が好きです!

だいぶポンコツです。みなさんからは「親愛なるポンコツ紳士」っていう二つ名をいただいています。自分自身ではポンコツの自覚はないんですけど…周りがそう言うなら認めざるを得ない。じゃあ、相方行こう!

 

中島来弥(なかじま らいや)

中島来弥(なかじま らいや)

 

川崎:

川崎槙吾(かわさき しんご)です。1999年7月3日生まれの26歳で、学年的に言うと僕は来弥の1個下です。

あの、淡白に見えちゃうかもしれないんですけど、そんな強烈なキャラを持っていないだけなので…。

 

川崎槙吾(かわさき しんご)

川崎槙吾(かわさき しんご)

 

LokuRokは僕らが大学生の時だから、コロナ禍のギリギリ前くらいかな。顔出しはしないままYouTubeとかにダンス動画をアップしていたのが始まりです。

 

もともと僕ら、小学生ぐらいの時からそれぞれ芸能活動していたのもあって。顔出しして本格的な活動を始めるタイミングで「LokuRok」と名乗りました。その時はもうコロナ禍に入っていたのでYouTubeやSNSでの配信が中心だったんですが、大学を卒業するタイミングで事務所にも所属し、そこからもさらに今年の10月に独立して活動しています。

 

ーーー ありがとうございます。お2人とも小さい頃から芸能活動をされていたとのことですが、どういうきっかけでこの世界に入ったのでしょうか。

 

中島:

小学生の時からダンスと歌のスクールに通っていて、そこでオーディションを受けてみないかと言われたところからですね。

 

でもあとでよくよく聞いてみたら、子役というか…役者としてのオーディションだったんですよ!僕はアイドルになりたかったんで、「なんかこれ話が違うな?」って(笑)結果的にはアイドル活動もやらせていただいたんですけどね。

 

川崎:

僕も似たような感じです。ダンスをやっていたので、そのスクールの人にオーディションに挑戦してみないかと誘われて…そのオーディションに来弥がいて。そのまま子役としても活動させていただきました。なので僕は全く騙されてないです(笑)

 

ーーー そのオーディションの時に完全に初対面で?

 

川崎:

いや、出会いはもっと前ですね。

 

中島:

同じスクールだったので。そこでの発表会で同じ演目に出たことがあって。その時が初めてです。

 

川崎:

でも別にめっちゃ仲良くなったとかじゃなくて、たがいに「ああ、あの時いたよね」くらいのノリです。

 

ーーー では、そこからなぜ一緒に活動をされるようになったのですか。

 

中島:

アイドルをやっていた時に、プライベートも含めて仲良くなったんですよね。当時の事務所を抜けて、高3ぐらいのときに槙吾が「もう一回何か一緒にやらないか」って誘ってくれたんです。

 

そこから形は変わりながらも、今度は動画投稿とかやってみようとなってLokuRokが始まった感じ。

 

ーーー その時から「LokuRok」というグループ名で活動を?

 

中島:

あの頃からLokuRokだったよね?

 

川崎:

いや違うっしょ。最初は3人組でしたからね。本当に最初の動画、2本くらいは3人で。その時は怖そうな名前にしたくて…

 

ーーー こ、怖そう?

 

川崎:

フリーメイソン的な…都市伝説っぽい、ちょっと不気味なダンスをする3人だったので「666」だったんですよ。顔出しもしていなかったし。

 

中島:

うわ、黒歴史みたい…恥ずかしくなってきた(笑)

 

川崎:

で、「666」から「6」がひとつ抜けて、残った2人で「LokuRok」になった、っていうのが最初の流れです。

 

ーーー なるほど。お名前の由来に「2人とファンが一つになることで、不吉とされる“6”を“6+1=7(ラッキーセブン)”へと変え、幸せを生み出していく」とありましたが、不吉とはその「666」のコンセプトから来ていたのですね。

 

川崎:

それもありますし、なぜか昔からよくわからない正体不明の不運に見舞われることが2人ともやけに多くて(笑)なのでアンラッキーナンバーとされがちな2つの6は僕ら、そこに「u」であるお客さんがついてくれたらラッキーナンバーになれる、という思いをこめました。

 

ーーー 2025年には川崎さんが社長となり事務所から独立されましたが、前々から計画してのことだったのでしょうか。

 

川崎:

僕はずっと独立志向があったというか、自分たちで駒を進めて何かを作り上げることに憧れがあったんです。26歳になって現状を俯瞰した時に、今とれる最も難しい選択をしてみたくなって…自分を逆境に追い込んでみようと考え、このタイミングでの独立を決めました。

 

これまでの事務所とは今も業務提携させていただいていますし、仲はいいんですけどね。

 

 

ーーー 難しい選択というお言葉もありましたが、独立にはメリット・デメリットがつきものですよね。そこはどうお考えですか。

 

川崎:

メリットはやっぱり判断スピードの早さと、自分たちの意見を100%反映させられることです。お仕事をする相手、仲間もすべて自分たちで決められる。

 

デメリットはその分の責任が全て自分たちに降りかかってくることです。あと、収支まわりの数字を全部見ないといけないことですね。これまでは細かく見なくてもやってこれましたけど、判断をするには見なくちゃいけないから。

 

それを踏まえたうえで、これからは一層ライブに力を入れていきたいです。会場の大きさだったり、演出面だったり、スケールアップは必ず続けていきたい。今は特に独立直後ということもあって、ちょっと何か至らない点や欠けた点があるとすぐに「前のほうが…」と比較対象にされてしまいがちなので。

 

周りから見ても、自分たちからしても、「単に自分たちの居心地がよくなっただけなんじゃないか」と思わせてしまわないように努力します。

 

 

■一番嬉しかった/悔しかった/変わったこと

ーーー ここからはLokuRokとして活動を開始された2020年からの5年間を振り返って「一番◯◯だったこと」を伺っていきます。まず、「一番嬉しかったこと」は?

 

中島:

嬉しかったこと!ありすぎるんですけど、一番最初のワンマンライブ「One By One」ですね。

 

僕らはずっと動画投稿がメインだったので、事務所に入ってからライブ活動をスタートしたんですよね。なので初ワンマンにはそれまでずっと動画を見てくれていた方たちが各地から集まってくれて。やっとみなさんの前でライブができる感動は大きかったです。

 

しかも会場は満杯!もう、ステージに出た瞬間から泣きそうでした。

 

川崎:

僕は…こういう活動をしていますが、実は表に立つことが向いてないなって思う瞬間が結構あるんです。

 

中島:

自信持ってよ!(笑)

 

川崎:

けど、そのぶん来弥がいるから。いまtvk(テレビ神奈川)さんの「関内デビル」っていう番組に来弥が出演させていただいているんですが、そのためのオーディションに合格して抜擢された時が一番嬉しかったかもしれないです。

 

 

…これ、すごい好感度狙ってる感じになっていますけど、僕は相方愛があるので!

 

中島:

こっちにはないみたいな言い方しないで!?

 

川崎:

(笑)こんな感じなんですけど、でもその時は本当に、やっと「外から認められた感」があって。番組のレギュラーMCって勢いや数字だけじゃなくて、立ち回りやトークスキルみたいなものも求められるじゃないですか?だから、それをオーディションという公平な形で認めてもらえた瞬間は純粋に嬉しかったです。

 

中島:

僕も槙吾が同じくtvk(テレビ神奈川)さんの「猫のひたいほどワイド」に決まった時すごい嬉しかったです!

 

川崎:

遅いわ!(笑)

 

中島:

でも本当にめっちゃ喜んでくれて。番組MC決定が発表されたオフラインイベントに槙吾が来た時の反応をマネージャーさんが撮影してくれていた動画があるんです。今でもその動画をたまに見返してますよ、もうニコニコしすぎてて嬉しい。

 

川崎:

恥ず!このあと非公開にしときます!

 

中島:

携帯に残してるし!

 

ーー では、次の「一番◯◯だったこと」です。「一番悔しかったこと」は。

 

中島:

ええと…いい脳みそしてるもんで、抜けちゃうんですよね。勝手に消えちゃう。あるかな?

…ない

 

川崎:

悔しいか…しこたまあるけどな。

 

中島:

ありそうありそう。君はありそうだよね。

 

川崎:

わかりやすいので言えば、初ワンマンライブの一年後くらいの、二度目のワンマン。

 

楽曲も増えていたし、シングルだって出したし、会場も大きくなって、うまく走れているつもりの中でワンマンをやったら、思ったよりは集客が伸びなくて。正直なところ初ワンマンの半分くらいしかお客さんを呼べなかったんです。

 

その時に「ああ、このままなんでもうまく行くことはないんだな」って思ったのを今でもめちゃめちゃ覚えてますね。事務所にも入って、バリバリ新しいことにもチャレンジして、うまくやれてるなって実感が自分の中ではあったんですけど…。

 

現実を突きつけられたというよりは、自分の中に甘さがあったのを痛感しました。あそこの準備がやっぱり足らなかったなとか、そもそもの視座が低かったよなとか。 

 

中島:

でもそのあと、三度目のワンマンも同じ会場でやったんですよ。今度はありがたいことに満杯になったんです!

 

けど、それって自分たちの力だけじゃなくて、僕らを推してくださったみなさんが一緒に宣伝を頑張ってくれて、友達にも声をかけてくれた結果だと思います。だからその時の感動は倍すごかったよね。

 

 

ーーー「一番◯◯だったこと」の最後です。「この5年間で一番変化したこと」を教えてください!

 

中島:

これ、難しいな。

今年は事務所から独立したっていうのもあって…今まで自分のマインドとして「やってくれる大人がいる」環境に甘えてた部分もあったんですよね。

 

そこから自分たちだけで独立してやるとなったら、責任がとんでもなく増えました。ついこの間五度目のワンマンライブをやったんですが、独立後初のワンマンってこともあって改めてこれは大変だなと。責任感を持って日々取り組めるようになったのは成長したポイントかもなって思います。

 

川崎:

僕、最近それめっちゃ考えてるところで。大学時代とかから何が成長してんだろうっていうのをChatGPTに相談するぐらい。今日もさっきまで「今までの会話から全部分析して」とか頼んだり。自分が納得できる成長の実感というのが見つからなくて…。

 

中島:

チャッピー(ChatGPT)に相談してんだ!?

槙吾は高校の時からずっと、自分に求める基準が高いよね。マイペースなんだけど。

 

川崎:

ああ…それChatGPTにも言われました。「あなたは自分に厳しすぎます」って。だから僕、成長したと言えるポイントが本気で見つからないんですよね。自分で見てても全くわからない。

 

中島:

自分的には足りないってなってるかもしれないけど、周りから見たら成長してる部分はあると思うよ。

 

ーーー では、中島さんから見て、川崎さんが変わったなと思うところは?

 

中島:

そりゃありますよ!もう本当に14、15年の付き合いなんで。

前まではもっと猪突猛進、怖いもの知らずみたいなところがあって、とにかく楽しければいい!みたいな感じだったんですけど、今はやっぱり…社長になって守るものができたっていうのもあってか、いい意味でも悪い意味でも、慎重になったよ。

 

川崎:

それって悪いことじゃない?

 

中島:

いやいや!そういう人って絶対チームに必要だし。責任を背負ったからこそ、意思決定に至るまでの慎重さがすごく身についたと思う。その部分を担ってくれているのが本当にありがたい。

 

川崎:

言われて思ったけど、人の痛みがわかるようになったっていうのはあるかも…。

ちょっと誤解を与えてしまうかもしれない表現なんですが、僕はずっと「死ぬこと以外はかすり傷、どころじゃなく無傷でしょ」「悩みとか不安なんてすぐ解決すればいいじゃん」みたいなタイプで。でもやっぱり、だんだん自分でも悩みや壁にぶつかることが増えてきて、痛みも知って、その分ちょっと優しくなれたかな。

 

ーーー さすがの相方視点。15年の付き合いは深いですね。

 

中島:

伊達に槙吾のこと見てないんで!

 

川崎:

だる…母親か!

 

ーーー ちなみに、逆に川崎さんから見て中島さんが変わった点はありますか ?

 

中島:

ちょうだいよ。いや、変わったよ?だいぶ変わったと思うよ。

 

川崎:

中高時代の彼はただの中二病だったんですよ。本当に。

もう絵に描いたような気取ってるやつで。高校生の時から「イルミネーションといえば恵比寿ガーデンプレイスっしょ」みたいなおしゃれさ。「ランチ?え、そんな安いとこ行かないよ!フレンチ行こ、フレンチ!」みたいな。

 

中島:

人聞きが悪いなあ(笑)

 

川崎:

だって本当にそういうタイプだったし(笑)

変わらないところもありますけど、でも当時から比べたら第一印象というか、人当たりがよくなった。

 

あとはやっぱり大学生のころとかは特に、猪突猛進だった僕と後から追ってくる来弥、みたいな形に見えていたと思うんです。それがLokuRokとして本格的な音楽活動をスタートさせてからは、ついていくだけじゃまずいっていう危機感みたいなものがあったのか、並走して走る姿勢に変わったなってのはすごく感じます。

 

 

 

■目標はZepp

ーーー お2人が活動を続けるモチベーションや原動力はどこから生まれていますか?

 

中島:

どのアーティストさんも言われていることだとは思うんですけど、ファンの方の声ってやっぱりすごいんですよ。一つ一つの声、言葉がすごく力になる。

 

人間、誰しも気持ちのアップダウンがあるじゃないですか。若干沈んだ気持ちのまま配信やSNSに向かったとしても、終わってみればめちゃくちゃ元気!っていうのが本当に何度も何度もあって。どんな薬よりも効きますよ!スケジュールが大変でも、練習が辛くても、喜んでくれる人がいるなら頑張れちゃいますね。

 

川崎:

僕は昔、一度エンタメの世界をやめようと思ったことがあるんですよ。

そこから改めて、体調を崩した家族を直接的な医療の道ではなく「病は気から」というか、エンターテイメントの力でどうにかしたいと考えて始まったのが僕のエンタメ人生のリスタートポイントでありLokuRok。まだまだ達成できていないので、この目標を叶えるまではというのが原動力です。

 

それに加えて、最近ではたくさんの仲間がLokuRokと一緒にあれがしたい、LokuRokのためにこれをしたい、と言ってくれるようになりました。僕らと関わることによって彼らに還元できる価値をもっと上げられるようにしていきたいというのもモチベーションとしては高いですね。

 

ーーー ありがとうございます。ではLokuRokの今後の活動における目標を教えてください。

 

中島川崎

せーの!Zeppに立つ!

 

中島:

ちょっと!合わせなかった!?(笑) 「…プ」みたいな。どっちにでもいけるみたいになってたよ。

 

川崎:

「Zepp」で止めるのかと思ったら「に立つ」が聞こえて(笑)

 

ーーー Zeppなんですね!?

 

川崎:

そうですね。

本来であれば武道館だったりドームだったり、なんでしょうけど、あの場に立つのは本気で半端ないことですよ。

 

ちょっと低く見積もりすぎじゃないかとは言われがちですが、僕らは2人組。5人組が2,500人集めるのとは重さが違います。何より今はダンスもグループも人数多めがトレンドなので、その真逆を行っているわけで。まずは着実にZeppを目指そうと考えています。

 

中島:

LokuRokが結成した時ぐらいからもうずっとその夢掲げてるよね。

 

川崎:

でも掲げて2年ぐらいで Zepp Tokyoのほうが先に終わっちゃったっていう。

 

中島:

そう、もともとは「Zepp Tokyoに立つ」っていう夢だったんですけど、あっちがなくなっちゃった(笑)

 

 

■みんなが距離や時間を問わず楽しめるものを提供したい

ーーー ここからはBitfanで開設いただいているオフィシャルサイトとファンクラブ「LokuRok House」について聞かせてください。なんと3年前の2022年からオフィシャルサイトとしてご利用いただき、今年11月からファンクラブをスタートされました。なぜBitfanを選んでいただけたのでしょうか。

 

川崎:

最初は当時のマネージャーさんがいくつかサービスをリストアップしてくれた中から選ばさせていただきました。サイトを作るって、ドメインの準備だったりデザインだったり結構やることが多いので…手軽にできるのが嬉しかったです。

 

ーーー ファンクラブをこのタイミングでスタートした理由はありますか。

 

中島:

一番大きかったのはやっぱり、独立ですよね。

事務所から独立するって…ファンのみなさんからしたら、この先の動きに不安を覚える方もいたと思うんです。

 

そこでより安心感を与えられるのは「ファンクラブ」っていう、クローズドで、距離感を近くで感じられるコンテンツの存在なんじゃないかなと。なのでこのタイミングでファンクラブを立ち上げることによって、みなさんとの交流の場をひとつ増やしたいと考えました。

 

川崎:

自分がファンクラブに所属している、というバッジ…ではないですけど、そういうひとつの形ができるのって大きいですよね。

 

ーーー 確かに、安心感は大きな要素かもしれません。ファンの方々の反応はいかがでしたか?

 

中島:

ファンクラブができるのを待ってくださっていた方がかなり多かったことに、僕らが逆にびっくりしましたよ!純粋に嬉しかったよね。

 

川崎:

うん。母親たちを足して10人くらいしかいないんじゃないかなと思ってたりもしてたんですけど(笑)実際始めてみたら全然、それどころではなくて。

 

ーーー ファンクラブのコンテンツやプラン名などはどう決めていかれましたか。

 

中島:

プラン名は僕が考えました。ファンクラブという場所では、僕らとみなさんの距離の近さを強く感じてほしかったので、「ルームメイト」をテーマにしています。「ひとつ屋根の下さん」と「お隣さん」。…お隣さん…?

 

川崎:

どんどん尻すぼみに声が小さくなっていってるけど大丈夫?(笑) 

 

中島:

やっぱりつけるなら可愛くしたいじゃないですか!(笑)

他に誰も言い出さなそうな名前にしたかったし。

 

川崎:

コンテンツの内容に関しては、みんなが距離や時間を問わず楽しめるものを提供したいなともとから考えていたんです。

 

「ファンクラブ」って、ついチケット先行のためだけだと思われがちだったりするじゃないですか?そういう形にはなるべくしたくなくて。グループチャットやラジオを通して、より日常の中で僕たちを身近に感じてもらいたいなと。SNSだとちょっと言いにくいことや載せるほどでもないこと、オフの姿が垣間見えるようなものなど、そういう裏側の部分を求めてくれている方に応えたいという意図もありますね。

 

ーーー 今後、ファンクラブ会員の方限定でやってみたいことなどはありますか。

 

中島:

僕はですね、あれやりたいんですよ!ファンクラブに入ってくれている方限定で一緒にお出かけしよう!みたいなのをやってみたい。バスツアーとか、船でディナーとか。

 

川崎:

船でディナー!?このテンション感で船でディナー、うるさくない?

 

中島:

みんなで船のデッキに登ってライトアップされた橋の下くぐって「うわ〜近い!」みたいなやつをやりたい(笑)ファンクラブだからこそできる、クローズドな感じの。オフイベって言うんですかね?そういうイベントはやってみたいですね。

 

川崎:

ファンの方の中でも、ファンクラブ会員の方ってより深くLokuRokのことを知ってくれていて。それこそ僕らを生活の一部としてくれている人が多いと思うんです。なので、自分たちが大きなイベントをやるとなった時に、逆に僕らの一部になってもらうというか、協力したり参加できる企画を考えたいですよね。

 

ーーー ファンクラブの会員の方限定でリハーサル一部公開!とかありますよね。イベントの裏側ツアーというか。

 

川崎:

そういうのは見たい方も多いだろうなと思ったりはしますね。ただ…リハーサル中の姿を見せたら嫌いになられないかなっていう不安が…。

 

中島:

え、そんな変だっけ!?

 

川崎:

真顔で「○○して」「次そこ、○○で」みたいな感じじゃん。

 

中島:

ああ、まあ…確かにね。集中してるからね。

 

川崎:

「あいつ上司にしたくないな〜」とか思われそう…。

 

中島:

いやいや、思わないだろ!そこはアーティストですから!

 

ーーー そういう面が見れるのがいいんですよ…多分。

 

中島:

あと、配信。24時間配信したいです。ファンクラブで。

 

川崎:

ファンクラブで!?

 

中島:

年末の年越しイベントとかさ。みんなで年越そうぜ!って。

 

川崎:

始まってから8時間くらいでもうみんな寝てそう。

 

中島:

そこも見せたっていいかなって。5台くらいカメラ用意して、僕らがちゃんと家にいるのかを見ててもらう。

 

川崎:

そんな気合い入れたやつをファンクラブ内でやるっていう(笑)

 

中島:

そう、全体向けにやってもいいぐらいの企画なのに、あえてファンクラブ内でやる。やっぱりね、僕らは「ひとつ屋根の下」なんで。

 

川崎:

うーん…尖ってておもしろいかも。

 

中島:

ちょっとありな感じ出すのやめて!(笑)

 

 

 

■ファンは映し鏡であり、仲間

ーーー では最後の質問です。お2人にとって、ファンの方とはどのような存在ですか?

 

中島:

「鏡」かな。

僕のモットーとして「自分が楽しまないと、見ているお客さんも楽しめない」というのがあって。自分が思いっきり楽しんでいれば、それを見てくれるみなさんも同じくらい楽しんでくれる。本当、映し鏡のような存在だなと思います。

 

川崎:

LokuRokを船に例えるとして、ファンの方は「船員」ですね。

僕は一緒に仕事をしてくれる仲間ともファンのみなさんとも、明確な区別を決めているわけじゃなくて。近場に行くだけなら少人数で小舟に乗ってスッと行けば早くて簡単ですけど、もしその船で遠くに行きたいとなったら、僕たちの力だけではできない。当然船も大きくしなきゃいけないし、船員も増やさなきゃいけない、みたいな話になってくる。

 

それぞれ一人一人が自分の役割を持って動いて、今はZeppっていう目標に向けて一緒に盛り上げたり、一緒に楽しんだり、日々を共有しながら一緒に前に進んでいく仲間たちです。

 

ーーー 本日はありがとうございました。ファンのみなさまにメッセージをお願いします!

 

中島:

本当にいつも応援ありがとうございます!

2026年6月にはホールワンマンも決まっていて、僕たち史上一番多いキャパシティの会場です。もっとLokuRokの輪がどんどん広がっていけばいいなと思っていますし、LokuRokが大きくなるためにはファンのみなさんの力が必要不可欠なので、これからの僕らをずっと見守っていてほしいです!

 

川崎:

ファンクラブも含めてたくさんコンテンツがありますが、自分の好きなものを好きなだけ、純粋に楽しんで欲しいです。僕らもそれに応えられるように頑張っていきますので、一緒にまた、これからも楽しんでいけたらなと思ってます!

 

 

LokuRok / ロクロク OFFICIAL WEBSITE - Bitfan

 

 

■Profile/LokuRok(ロクロク)

LokuRok

2020年11月14日に結成。川崎槙吾と中島来弥による2人組ダンス&ボーカルユニット。
グループ名には、2人とファンが一つになることで、不吉とされる“6”を“6+1=7(ラッキーセブン)”へと変え、幸せを生み出していくという想いが込められている。

 

 

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