
【Pick Up Owner #43】丸山奏子|麻雀は一生の仲間に出会えるコミュニケーションツール
最高位戦日本プロ麻雀協会に所属するプロ雀士、丸山奏子。麻雀プロとして数々の試合に出場しながら、女性や子どもをはじめとした幅広い層への普及活動にも積極的に取り組んでいる。「麻雀をまず知ってもらうためのきっかけ作りをしたい」と語る彼女が愛してやまない麻雀の魅力についてや今後目指す目標などを訊いた。
丸山奏子 Official site 「はなまる日和」 - Bitfan
- 麻雀プロのいる環境に身を置くことで、もっと麻雀を楽しみたい
- 麻雀を知ってもらうためのきっかけ作り
- 麻雀は「これでゲームクリアだ」と思える瞬間が来ない
- SNSとファンクラブ
- 自分が3人いてほしい!
- ファンは「暖かい日差し」
■麻雀プロのいる環境に身を置くことで、もっと麻雀を楽しみたい
ーーー まずは丸山さんと麻雀との出会いを教えてください。
大学生の時にアルバイトを探していて、特に麻雀が好きだったというわけではなかったのですが、たまたま目についたのが麻雀店。それが麻雀と出会ったきっかけです。
でもまだまだ点数もちゃんと言えないし、麻雀にハマってくれる友達もあまりいないし。初心者でも行けるお店を探して通って、ちょっとずつルールを覚えて打てるようになって、というのが入り口でした。
やっぱり麻雀って、最初にルールを覚えないといけないのでどうしてもハードルが高くなってしまうんですよね。特に私は女子大だったのもあり、一緒に打ってくれる女友達もいなかったんです。今でこそ女性も増えてきましたが、当時は周囲に全くいなくって。
ーーー 大学卒業後、一般企業に就職されたのちに競技麻雀のプロとしてのキャリアをスタートされました。
麻雀プロの方が出ているタイトル戦の一般枠に参加する機会があり、そこでまず競技麻雀の面白さに気づきました。
麻雀って、知識がつけばつくほど選択の幅が増えていくので面白さがさらに深まっていくんです。なので、強い人の考えていることがわかればもっともっと面白くなるんじゃないか?という興味がずっとあって。
あと、麻雀を覚えていくうちに、麻雀関係での知り合いも増えていくんですよね。プロの方ともお話しする機会があり、その方の対局を観戦しに行ったんですが、普段自分たちが仲間同士でワイワイ気軽に打つのとは全く違っていて。みんなが真剣に集中している、ぴりっとした異質さと言うんでしょうか。その場の空気感がとても刺激的だったんです。
なので、「麻雀プロになりたい」というよりは「麻雀プロのいる環境に身を置くことで、もっと麻雀を楽しみたい」という気持ちが大きかったですね。だから会社をやめる気も全くなくて。
Mリーグの選手に選んでいただいたタイミングで、さすがに時間的にも両立することが難しくなったため会社を退職して麻雀に専念することにしました。
ーーー プロ雀士として試合に出ることはもちろん、イベント出演や麻雀のレッスンなど、普及活動にも積極的に取り組まれていますよね。
性格的に自分が好きなものや楽しいと感じたものを周りに勧めたい、広めたいという気持ちがわりと強かったのもあり、プロとして麻雀に携わることになったので、教える側としてのスキルも身につけたいと思っていました。
Mリーグを退団したのをきっかけに時間的にも少し余裕ができたので、そこを活用して今までやりたかったけれどやれていなかったこととして、麻雀教室に取り組むことにしました。
今は昔よりもずっと麻雀に興味を持ってくださる方が増えたんですが、やっぱりまだ自分が女子大生だったころの女友達がなかなか麻雀に馴染めなかった理由、つまり「初心者は入りづらそう」「なんだか怖そう」そんなイメージがぬぐい切れてはいないと思っていて。どうしてもドラマや漫画でもそういう風に描かれがちですし…。
もちろんなんの括りもないフリーレッスンも行っているのですが、講師も女性、生徒さんもみんな女性、とすることで、まずは「来る」ことのハードルを少しでも下げて「ここなら行きやすいかな?」と思ってもらえるような場を目指して女性限定レッスンを開催したりしています。
麻雀はとにかく「やってみる」ことへのハードルが高いんですよね。用語も難しいし、最初は聞いてもわからないから「もういいや!」ってなっちゃうかもしれない。でも興味を持ってくれたのに踏み出せないのは一番もったいないと思うので、今後も特に女性や子ども向けのレッスンには力を入れていきたいと考えています。
■麻雀を知ってもらうためのきっかけ作り
ーーー 対局を拝見していて気になったのですが、衣装やヘアメイクはご自身で色々と考え、準備されているのですか。
そうです。先日開催されたプリンセスオブザイヤー2025などは大会自体にコンセプトが設定されていて、今回は「エレガント」、テーマカラーは赤や黒、と決められていたので逆に選びやすかったんですけどね。
今のお仕事では対局を見てくれる方、イベントや教室に何度も来てくれる方、遠方からわざわざ会いに来てくれる方、とたくさんの方とお会いする機会がありますが、その時にいつも同じ髪型で同じ見た目、っていうのは…私自身が変わり映えがなくてつまらないなと思っちゃうタイプで。
なんて言うか…例えばバトル漫画で、いつも同じキャラクターが同じ技で敵を倒していてもつまらない。色々な技を使うキャラクターがたくさん出てきた方が見ていて楽しい、そんな感じ(笑)
メインで見てほしいのは麻雀なんですけど、それ以外のプラスアルファとしても楽しんでもらえたらとは常に考えています。
ーーー そういった面も含めて、麻雀への心理的ハードルを低くする一助にもなっていると思いました。
そうあってほしいですね。
麻雀に興味を持ってもらうには何がきっかけでもいいなと思っていて。私のYouTubeチャンネルで歌を聞いてくれた、とかでもいいし。麻雀をもともと好きな方にもっと好きになってもらうのは比較的簡単かもしれないんですが、とにかく広く、まず知ってもらうためのきっかけ作りをしていきたいので、衣装もそのひとつになっていたら嬉しいです。
ーーー YouTubeチャンネル「もぐもぐまるこ」では「【村上淳 × 丸山奏子】DADDY ! DADDY ! DO ! feat. 鈴木愛理 / 鈴木雅之 歌ってみた」が10万回以上再生されています。こちらも麻雀の普及活動の一部としてされているのですか?
「もぐもぐまるこ」はそこまでかしこまった気持ちでやっているわけではないんです(笑)
YouTubeでは麻雀を打っている普段の姿ではなく、好きなことを通して私のパーソナリティの部分をもっと知ってもらえたらなとのんびり活動しています。
私が自分の好きなこと、楽しいと思うことをやって、ファンの方もついでに喜んでくれたらいいなって。なのでどちらかといえばYouTubeはすでに今応援してくれているファンの方向けという感じですよね。私というコンテンツを楽しんでもらえたら。
まあ、ここからうっかり麻雀を好きになる人が増えたらいいな、とは思いますけど(笑)
ーーー 今後YouTubeでやってみたいことはありますか。
色々とやってみたいことはいっぱいあるんですが、やっぱり普段の活動との時間的な兼ね合いが難しくて…やりたいけど実現できないことばかりなんです。
でも、歌ってみたい曲はたくさんあって!もともと合唱部だったこともあり歌が好きなので、ずっとやっていきたいです。いつかオリジナル曲も作ってみたいし、バンドを頼んで、バックで生演奏してもらっちゃったりして。これはもう私の「人生でやりたいことリスト」でもありますね。
あと、麻雀ってゲームの一環でもあるので、麻雀プロにはゲーム好きが多いんですよ。だから麻雀を知らなくっても、ゲーム好きな層には刺さる部分があると思うんです。みんなで集まってボードゲームをわちゃわちゃやる配信とか、できたら楽しそう!
■麻雀は「これでゲームクリアだ」と思える瞬間が来ない
ーーー 丸山さんの考える、麻雀の魅力を教えてください。
麻雀はとにかく奥が深い、底なしに面白いゲームなんです。
麻雀は自分の勉強や努力が100%ではなくて、運も絡みます。その見えない部分を想像して、色々な可能性を考えて、色々な選択をするわけですが…知識をつけることで新しい選択ができるようになる。他人の選択の理由がわかるようになっていく。今最前線で活躍しているトッププロでさえもずっと勉強を続けていますが、それでもたぶん完全な正解は出せないんです。
さらに、将棋には定跡というものがありますが、麻雀は4人のプレイヤーがどう動くかによって未来がいくらでも変わります。「絶対こうなる」というのがなく、「結果的にこの人がこう動いたからこうなったものの、順番が違ったら結果も違ったかもしれない」という部分がとても面白くて。
「これでゲームクリアだ」と思える瞬間が来ない、底なしの奥深さが一番の魅力です。
あと、4人というのもすごくちょうどいい、会話しやすい人数なんですよね。
向かい側にひとり、両側にひとりずつ。麻雀ってゲームしながら会話が弾むんですよ。実際に私も会社員時代には先輩や社長まで(笑)普段はあまりフランクに離せない相手だとしても、その瞬間は「一緒に遊んでいる相手」だったのでお互いにリラックスして会話できました。
一緒に遊んだ相手とは仕事上でも円滑にコミュニケーションを取れるようになりますし、そういった意味ですごくいいコミュニケーションツールだと思います!
ーーー 最初に麻雀を始められてから10年以上、プロ入りして7年となります。麻雀を続けられるモチベーションとはなんですか。
麻雀というゲームの面白さはもちろんですが、モチベーションという部分では麻雀を介してとてもいい出会いがあったことですね。いい先輩に恵まれて、日々新しい学びがあって、自分が成長しているという実感があります。
試合で活躍できた時はファンの方たちから嬉しい言葉をたくさんかけていただけますし、もっと強くなってまたみなさんに楽しんでもらえるような試合をしたい、もっともっとやりたい、と次に繋がる原動力になっています。
ーーー これからの目標を教えてください。
麻雀プロとしての最大の目標は自分の所属する「最高位戦日本プロ麻雀協会」の女流最高位というタイトルを獲ることです。
やっぱり対局で勝つ、タイトルを獲るというのは日々応援してくれるファンの方やお世話になっている先輩方への恩返しでもあり、次の一歩に繋がるステップでもあるので、女流最高位という実績を掲げて「私、どうですか」と自信を持って言えるぐらいに成長したいですね。Mリーグに戻ることを待ち望んでくださっている方もいらっしゃるので、頑張りたいです。
自分の今の活動における目標は、もっともっと麻雀の魅力をたくさんの人に広めることです。
今って、風営法などの兼ね合いで子ども向けの麻雀レッスンというのがなかなか難しいんです…。一般的な雀荘は18歳未満は立ち入り禁止ですし、Mリーグの選手が実際に使用している麻雀卓で打ってもらうこともできません。そもそも子どもたちが麻雀に触れられる環境が整っていないんですよね。
こればかりは私ひとりの力ですぐにどうにかなるものでもないんですが、それでももっとこの競技麻雀という業界が大きくなっていくことでそういった法令にもアプローチできる環境ができていくはず。
そのために少しでも選手としての魅力を高め、麻雀の普及に繋がるイベントにも積極的に取り組みたいと考えています。業界としてもみんなで試行錯誤しながら正解を模索している最中で、私もイベントのMCに何度か挑戦しているんですけど、これが本当に難しくて!話し方や喋る内容のスキルアップが必要だなと痛感しました。
何がどこに繋がるのかまだまだわからないことばかりですが、自分自身のスキルを磨いて、より麻雀の面白さを伝える力をつけていきたいです。
■SNSとファンクラブ
ーーー 2024年8月からBitfanでファンクラブ「はなまる日和」を開設していただきました。ファンクラブを始めようと思った理由を教えてください。
私、SNSが得意ではないんです。
宣伝をするのならとてもいいツールなのかもしれませんが、誰でも見れるというのはある意味怖いな、と思うことが多くて。
自分の考えを100%同じように相手が受け取ってくれるわけではないので、ふとした全く悪気のない発言でも、ちょっとしたニュアンスによって受け取る方が嫌な思いをしてしまう、そんなリスクがどうしても伴ってしまいますよね。
普段応援してくれている方たちに対して色々発信はしていきたいんだけれども、SNSではどんな人が見ているかわからない。気をつかいすぎて、結局発信するのをためらってしまうこともありました。
それならファンクラブという、私を応援してくれる方しかいない場所であればもう少し自由に普段考えていることや思いを具体的に発信していきやすそうだな、と思ったのが一番のきっかけでした。
ーーー ちなみにファンの方を「たみーず」さんと呼ばれていますが、これには何か由来があるのですか?
「ファンのみんなの名称を作ろう!」みたいなのを、生配信をしながら相談していたんですよね。で、みなさんにたくさん案を出してもらった中にあったのが「たみーず」なんです。
「たみーず」になったのは、私がYouTubeでライブ配信をたまにしてて、その時夜中に見てくれてる方たちのことを勝手に「夜中の民だ〜」とか言っていたんですよね。「民」って言葉を私が使っていたので「じゃあ『民達』?『たみーず』がいいんじゃない?」と案を出してくれて。いくつか候補が上がっていた中で目を引いたので、「民」って言葉も可愛いし、
「じゃあ『たみーず』にしよう!」となりました。
ーーー 近年は先ほどおっしゃっていただいた通り、同様の理由でクローズドな安心できる場としてファンクラブを開設していただく方が増えている印象です。SNSとファンクラブ内で、発信する内容の出し分けなどは意識されていますか。
難しいですよね。
「この対局の時はこう考えてこうした」のような振り返りを何回かブログ記事にしたんですけど、この手の記事はどうしても作成する作業が重ためなんです。普段から自分だけの復習であったり見直しというのはしていますが、それを整理してブログ化するとなると。
なので、それならSNSで全員に発信するよりはファンクラブのみなさんに特別なコンテンツとして提供していきたいなと考えていたりはします。
あとはオフの写真なんかも…SNSでアップしてもいいんですけど「お休みの日に○○に行ってきました」みたいな写真ひとつでも心無いリプライが飛んでくるんですよ。ファンの方向けにシェアしたいだけだったのに、なんでここまで言われないといけないんだろう…と思うことが多くて。
だったらそういうプライベートでの出来事を話すのはもうファンクラブ内だけでいいかな、とか。
ーーー グループチャットもかなり活用していただいていますよね。
「おはよう!」の一言だけでも気軽に発言しやすいですよね。そんなにすごく濃い内容があったわけではないけど、写真をちょっとアップしたい時とか。ブログとなるとある程度は内容がしっかりしていないといけない、って構えちゃうというか。
グループチャットなら「今日食べたお昼ごはんがおいしかった!」みたいな一言だけでも書き込めますし、「今から対局です!」とかもリアルタイムに伝えられるのがすごく発信しやすいですね。
ーーー ブログやグループチャットに加えて、ラジオコンテンツ「トイツは二個まで」も定期的にアップされています。このタイトルは…?
タイトルはインパクトがある方がいいなと思って!ぱっと見だと意味わからないですよね(笑)
「対子(トイツ)」って同じ牌が2枚ある、ペアになっている状態のことを言うんですが、その対子は2個にしておいたほうが効率がいいとされているんです。
なので普段麻雀教室で教えている時なんかも生徒さんに「対子は2個にするんだよ、3個になったら、いいところを残して2個にするんだよ」ってめちゃくちゃよく言うフレーズなんですよ。
麻雀をやっている人にはふんわり意味が伝わるし、語呂もいいのでタイトルコールがしやすいというのもあって決めました。
ーーー タイトルコール、妙に癖になって毎回楽しみにしています(笑)固定なのかと思ったらちゃんと毎回違って…
全部一緒にしてもよかったんですけど、始めてみたらやっぱり毎回変えたくなっちゃって!でも…もうすぐネタ切れです!そろそろやることが尽きてきたんで、そのうち落ち着いていくと思うんですけど(笑)
ーーー ラジオといえば以前、音声コンテンツプラットフォームのAuDeeさんでも冠番組をされていました。ラジオにはその頃からこだわりがあったのですか。
いえ、AuDeeさんから声をかけてもらった時に初めて「ラジオやってみるか!」ってなったんです。AuDeeさんで冠番組を持たせていただいたことで「ラジオ楽しかったな、やってよかったな」と思えるきっかけをもらった感じです。
話すのも好きだし、声がいいと言ってくださる方もいて。ブログを書くのもいいですが、喋るほうもやっていきたいなと思いファンクラブでもラジオを始めました。
途中で話すネタが切れちゃったらどうなるかなと思ったんですけど、毎週なんだかんだ対局があったりイベントに出ていたり、意外と話す内容には困らなくて。フォームで質問を募集してもいいですし、今後も続けていきたいコンテンツです。
■自分が3人いてほしい!
ーーー 昨年末には「たみーず」のみなさんと忘年麻雀大会を開催されていました。このような交流イベントはこれまでもされていたのですか。
自分で主催したネット麻雀大会は初めてでした!
このファンクラブを作ったことをきっかけに、もうちょっとファンのみなさんと盛り上がれるようなイベントを増やしていきたいなと思って挑戦してみました。
応援してくださる方は全国にいるので、全員一緒に参加できるイベントってなかなか少なくて。実際に足を運んでもらうイベントだと、どうしても遠方の方にとってはハードルが高いですよね。せっかくファンクラブに入っていただいている以上、みんなで楽しめることをやりたくてこの形を考えました。
とはいえ経験がないことだったので、不安で…結局ルール設定にミスがあったりもして!だからタイトルは「第0回 たみーず忘年麻雀大会」だったんです(笑)
ーーー 「第0回」って?と思っていましたが、そういう…!
今後はもちろん第1回、第2回とやっていきたいんですけど、まずどんなもんかな、みたいな気持ちの第0回大会でした(笑)
でも、ネット麻雀っていま打っている相手の本当の顔も名前もわからないので、結局は「この人は誰?」ってなっちゃうんですよね。
なので今後は大会前に配信をしてなるべくみんなでコミュニケーションをとったりして、いつかリアルで会えた時に「あの時あの大会で一緒に対戦しましたよね」って人の輪が広がるきっかけになったらいいなと考えています。
私を応援してくださっていたことをきっかけにイベントで顔見知りになって友達になれたとか、麻雀を介して一生の仲間ができたとか、そういう流れになったら嬉しいです。そういった場としてファンクラブを楽しんでほしいですね。
ーーー 今後ファンクラブでやってみたいことはありますか。
「リアルイベントをもっとやってほしい」「グッズを作って」という声もたくさんいただいているんです。ただやっぱり時間的に難しいことも多くて…本当に自分が3人いてほしい!これいつもみんなに言っているんですけど(笑)
もっと「歌ってみた」もやりたいし、グッズも作りたいし、イベントもやりたいし、ブログも更新したいんです。でも脳みそも動く労力も足りていなくて、ちょっとずつにはなってしまうんですが、実現に向けて色々考えています。
ーーー ファンの方としても丸山さんが麻雀に打ち込む姿が一番ではあると思うので、そちらに時間を割けなくなるのは本末転倒ですしね。
そうなんです…。
私は「みんなと楽しむ」ことがすごく好きで、人の輪が広がっていくことはやりがいにもなっていますし、麻雀プロとして仕事している中で一番嬉しい瞬間でもあるので積極的にやりたい部分ではあるんですが、でも麻雀の練習もしないといけなくて…って、いつも言い訳っぽくなってしまうのがいけないところです。
特にイベント系は準備も大変なので、私の右腕になって企画から運営までやってくれる優秀なスタッフさんを見つけてお願いできたらいいんですけど。そういうところまでまだ手が回っていない、というか、なんで見つけられていないかって私のこだわりが強すぎるせいなんですよね。
お願いするのが得意じゃないというか…「ここはこうしたい」「こっちはこう」みたいな、隅々までこだわりたくなるタイプなんです。「中途半端なものを出すくらいならそもそもやらない」道を選んでしまうので、今こういう感じになっちゃって…。ゆっくり自分のペースで頑張っていきます!
■ファンは「暖かい日差し」
ーーー では最後の質問です。丸山さんにとって「たみーず」の方々とは、どのような存在でしょうか。
応援してくれる「たみーず」のみなさんはすごく暖かい日差しみたいな感じかな。いつも優しく見守ってくれる存在です。
ーーー 「たみーず」のみなさまにメッセージをお願いします!
いつも応援してくださってありがとうございます!
私の対局に一喜一憂してくれたり、勝った時にはたくさん祝福の言葉をくださったり、応援してくれているみなさまの声は私の大きな力になっています。これからも麻雀でたくさん楽しい時間を共有して、この先も一緒に過ごしていけたらいいなと思っておりますので、今後ともよろしくお願いします!
丸山奏子 Official site 「はなまる日和」 - Bitfan
■Profile/丸山奏子
生年月日:1993年8月17日
血液型:A型
出身地:北海道旭川市
所属:最高位戦日本プロ麻雀協会所属 C2リーグ 女流Aリーグ
仕事内容:麻雀教室講師(HQ麻雀) 麻雀イベント出演 麻雀実況・解説 等
好きなもの:お肉 散歩 うた