【NEWS】台湾のバンド・ゲシュタルト乙女、日常からの解放を歌う軽快なチューン「蜃気楼」をリリース!

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2024/07/31 19:00

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台湾のバンド・ゲシュタルト乙女が、2024 年 7 月 31 日に新曲「蜃気楼」を配信リリースしました。
 2024 年以来、新メンバーのアース(Ba)の加入、荒井岳史(the band apart)とのコラボ楽曲「副都心」の発表、そして Mikan Hayashi (Gt./Vo.) による台日弾き語りツアー「門出燦々」も全会場ソールドアウトとなったほか、最新EP『仕事』のリリースも控えるなど、精力的な活動を展開しているゲシュタルト乙女。

 そんな彼女らは、先述のEPリリースに先立って、本日 7 月 31 日に最新曲「蜃気楼」を配信リリースしました。
本楽曲のメッセージ性について、「日常生活において、ストレスによる現実逃避心理を持つことは多くある。しかし、一時的な現実逃避で幸福を得る瞬間はあったとしても、そのストレスが消えることはない。そして、そんな仮初めの幸福も蜃気楼のようにすぐ消えてしまう。目を背けたくなることが多い日々の中、現実を正面から受け入れ、そして立ち向かってほしい」、そんなバンドからの願いが感じられます。そんな強い思いを感じさせつつ、曲調は軽快でポップに突き抜けた曲調が印象的な仕上がりとなりました。また、ミキシングとマスタリングは、サカナクションなどの楽曲を手掛けるエンジニア・浦本雅史が手掛けました。

併せて、翌週 8 月 6 日 22時に本楽曲のMVも公開。監督は、山下達郎や宇多田ヒカル、ALI、チャラン・ポ・ランタンなどの映像作品を担当する黒柳勝喜。日本と台湾それぞれを舞台に、日常生活に疲弊する社会人とそこからの解放を描く仕上がりとなっています。


【ゲシュタルト乙女.Mikan Hayashi 本人コメント】

音楽を通じて、自分の生まれ育った「台湾」を色々な方に表現できることがとても幸せです。黒柳さんや制作チームの皆さんの感性で捉えた台湾と日本のシーンは、まさにゲシュタルト乙女の音楽のように、言葉にできない深い繋がりを感じます。是非たくさんの方に届けられますように。


- Mikan Hayashi

【ゲシュタルト乙女.Crocus Huang(アース)本人コメント】

黒柳さんとご一緒できてとても楽しかったです!また、仲間たちと努力をしながら、非常に限られた時間内でうまく撮影を行えて良かったです。「蜃気楼」は台湾と日本を繋ぐ一曲として、両地の風景がもっとお互いに馴染む、巧妙な接点となりました。MV撮影中から完成が楽しみでたまりませんでした。ぜひご覧ください!
 
- Crocus Huang(アース)


【監督.黒柳勝喜 本人コメント】

台北の街を見渡すと、様々な場面で日本語に遭遇し、そこから感じる東京は実態がある様で見えない街。
東京で暮らしていると、ネオ中華のルーロー飯はトレンドの1つで、台北の倍以上の価格のミルクティーは高級品。
2つの都市の実態は近い様で遠い。だからこそ感じる互いの文化への憧れや想像。
蜃気楼の様に見え隠れするそれぞれが鮮明に混ざり合えば、どんな面白いものが出来るだろう…そんな気持ちで撮影に挑みました。
- 黒柳勝喜

 

 

 

 

 

 

行 達也(ゆき たつや)

90年代中期からタワーレコードでバイヤー職に就き、2000年初頭に有志で仕掛けたコンピレーションアルバム『喫茶ロック』シリーズが10タイトルを超えたところで気が大きくなり「オレはこんなもんじゃない」とばかりに2004年下北沢にmona recordsをオープン。店長としてカフェ運営、ライヴハウスのブッキングを担当しつつ、知り合いに頼まれCDショップ大賞の立ち上げに携わってしまったがために実行委員長に担ぎ上げられてしまったり、本を出版するなど多方面での活躍を強いられることになる。その後リリースした自身のバンドのCDが川谷絵音や小西康陽に絶賛されたことで天狗の鼻はさらに伸びたが、1年足らずで予期せぬバンド解散によって、その鼻はあっという間にへし折られた。店事業も「死ぬまでこのまま店にいるのか…」と考えると一気に未来が怖くなり、再びタワーレコードに復帰してレーベル業務に従事。ここで緑黄色社会、THE CHARM PARK、南波志帆、さよならポニーテールのA&Rを担当することになる。2019年からSKIYAKI社にてオールインプラットフォームBitfanの専任スタッフとして、現在はAnalogfish、大比良瑞希、THE CHARM PARK、羊文学、Kitri、一十三十一、辛島美登里、冨田ラボ、SOIL&"PIMP"SESSIONS、堀込泰行、YeYe etc. 多くのアーティストを担当している。

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